「サーフィン・U.S.A.」「素敵じゃないか」「グッド・ヴァイブレーション」など、数々のヒット作で知られるバンド、ザ・ビーチ・ボーイズ。その中心的存在であるブライアン・ウィルソンの人生と、名作誕生にまつわる真実にググッと迫った映画「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」が、来たる8月1日(土)に全国公開されます。
その映画で、60年代の若きブライアンを演じた俳優、ポール・ダノさんの「役者魂がスゴイ!」とネット上で話題になっていたのです!!
【ブライアン公認、名作誕生の苦悩と秘密に迫る映画】
当時は斬新すぎて、ファンも批評家たちも戸惑いを隠せずにいたという彼らのアルバム「ペット・サウンズ」。今や “ポピュラーミュージック史上不世出の傑作” と称えられ、後世のミュージシャンに多大な影響を与え続けていることは周知の事実です。
しかしその裏側で、ほとんどの作詞作曲を手がけたブライアン自身は苦悩し、極限まで追い込まれ、精神的に壊れていったといいます。
【ペット・サウンズ録音時のブライアンを演じたのが、ポール・ダノさん】
その60年代、まさに録音時のブライアンを演じたのが、1984年6月19日ニューヨーク州ニューヨーク生まれのポール・ダノさん。
【役作りのため14キロも太ったんだって!】
12歳のころから俳優活動をしており、演技派として知られる彼。この役を演じるために14キロもの増量を試み、見事成功。ややぽっちゃり体型だった60年代のウィルソンさんを、完璧なまでに演じきったのでした。
【すさまじいビフォーアフター写真が話題に】
月日は流れて、1年。ダノさんのガールフレンドである女優のゾーイ・カザンさんが、撮影をしていた頃の彼、そして撮影が終了し、映画も無事に公開され、体重がすっかり元通りになった現在の彼の様子を撮影した写真を自身のツイッターに投稿。そのあまりの別人っぷりに、ネットが大きく沸いているみたいなの……!
【ツイッターの声】
10キロ、いや、5キロ体重を落としただけでも、人の外見は大きく変化します。それが14キロともなれば……言わずもがな。すさまじい俳優魂を見せつけたダノさんには以下、続々声が寄せられておりました。
「すげぇ」
「この映画の彼は、実にすばらしい」
「魂がこもった、それでいてとても繊細な演技だった」
「とんでもない俳優だよ……」
「とてもひたむきで熱心だし、才能がある人だわ」
「彼はどうやって太り、どうやってヤセたのだろう……」
【太るための方法もまた、すさまじい……】
最後の「どうやって太り、やせたのか?」というリプライに対し、カザンさんが驚きの回答をツイート。なんとダノさん、太るために毎日4000キロカロリー(!)を摂取するよう心がけていたのだそうです。しかもこの生活を、6ヶ月間も続けたのだそうよ……!
【ダイエット法はフツーでした】
ちなみに体重を落とした方法は、いたってノーマルなダイエットだったのだとか。1年ほどかけて、ゆっくり体重を落としていったんですって。いやはや改めて、ダノさんの心意気に感心せずにはいられませんわ。そしてますます、映画の公開が楽しみになっちゃいましたね。映画の内容については、ぜひ公式サイトを見てみてください!
参照元:ゾーイ・カザンさんツイッター 、映画「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」公式サイト 、YouTube/映画予告編
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼同じ人物とはとても思えません……!
Paul gained 30 lbs to play young Brian Wilson in Love And Mercy, out June 05. Took these pics one year apart… pic.twitter.com/lOlUgyL00y
— zoe kazan (@zoeinthecities) May 29, 2015
▼映画予告編/ジョン・キューザック演じる80年代のブライアンも見どころ!
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