寒さが本格化して、お肌の乾燥が気になる季節になってまいりました〜! お化粧ひとつとっても、パウダリーなものより、リキッドやクリームのものに心が動く〜。
今年は「おフェロメイク」「血色メイク」が流行っていることもあり、ツヤ感のあるクリームチークやクリームシャドウがいろいろ販売されていますよね。
でも、チークはいくつも持ってるし、改めて買うのもなぁ……なんてお困りのアナタ。好きな色でちょこっとだけ、手作りしてみませんか♪ ほんっとにカンタンなんですよ!
【眠っているアイシャドウや口紅を再利用!】
口紅やチーク、アイシャドウって、いろんな色やメーカーのものがいつのまにやら増えてますよね。色の流行はもちろん、個人的な好みの変化などで、使い切れずに残っているものが結構手元にあったりして。そんなアイテムを、簡単DIYで使いやすいクリームチークに大変身させてしまいましょー!
【材料はベースカラー&ワセリン】
用意するものは、ベースカラーとなるアイテム、白色ワセリン(=ヴァセリン、薬局に必ずあります)、小分けのクリームケースと耐熱容器です。あれば便利なものはスパチュラですが、なければステンレスのスプーンで大丈夫。
記者は今回、海外のおみやげとしてもらったものの、色が合わずに使うに使えなかった口紅をベースカラーとしてチョイス! 真っ赤だったり、シアーがかったドピンクだったり。いやほんと、使いドコロが難しかったんです……。
ついでに、手元にあった手作りコスメ用のラベンダーパウダーと、こちらもおみやげでもらったパールパウダーを用意してみました。クリームシャドウ、使ってみたかったのよね〜。
そうそう、チラっと写っている透明の粒。ビタミンEのサプリメントがあったので、酸化防止目的で入れようと思ったんですが、理科の実験感が増すのでやめました☆
【作り方はいたってシンプル!】
ではでは、作ってみましょう〜!
口紅やパウダーは、適量を小分けケースに取っておきます。
ワセリンは、スパチュラで耐熱容器にとり、電子レンジor湯せんで溶かします。電子レンジを使うときは、20秒〜30秒からスタートしてくださいね。様子を見ながら、液状になるまで温めて。
ワセリンがとけたら、それぞれの色のベースを入れた容器に注いで、爪楊枝などでグルグルグルグルかき混ぜる! 以上で、完成です!
あっさりできた!
【普通のチークを流用する場合は?】
普通のチークを流用する場合も作り方は同じ。スパチュラやスプーンでチークを削り出し、そこにワセリンを加えて混ぜるだけです。なので、手持ちのお気に入りのカラーをクリームチークにする、なんてことも簡単にできちゃいますよ〜!
【気になる発色は?】
さてさて、ずいぶん簡単にできちゃいましたが、気になる発色の方はというと。真っ赤な口紅を使用したものは、さすがに赤い! ですが、ワセリンベースなのでかなり伸びが良く、少量できれいに色づいてくれます。
そのままでは赤みやテカリが強すぎるのですが、こちらを使用したあとにプレストパウダーで押さえると、内側からフワッと色づいて、かなり理想的な仕上がりに!
シアーピンクで作ったものは、かなり薄づきで、もっぱらグロスとして使用中。
もとが口紅だし、ワセリン以外余計なものも入れていないので、安心して使えます。ほんのりパールも入ってるし、これはこれで良し。
思いつきで作ったクリームシャドウは、粉+ワセリンということもあり、3種の中ではややテクスチャが固め。
とはいえ十分に伸びるし、発色も申し分ありません。黄緑とかグレージュあたりの使いやすそうな色でも作りたい!
そんなわけで、興味本位で作ってみたクリームチーク&クリームシャドウ。予想外に使い勝手が良くて、最近じゃすっかり化粧道具の一軍になりました……! ワセリンベースなので、冬のお肌や唇を守ってくれる感じが嬉しい〜。
作ってる過程も楽しいし、できあがったものもバッチリ実用レベルだし、全力でおすすめできるDIYですよ! ぜひぜひ、試してみてくださいね☆
執筆・写真=森本マリ (c)Pouch
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