2016年2月25日、ブラジルのサンパウロで行われたテニスの大会、「ブラジル・オープン・トーナメント(Brazil Open tournament)」エキシビジョンマッチの会場に現れたのは、4頭のワンコたち。
ワンコたちは単に、ここへ遊びに来ただけではありません。彼らはボールを拾う “ボール犬” としての役割を果たすべく、コートに立っていたのです!
【ちゃんとお仕事してる!】
転がったボールまで一直線。しっかりと拾い口にくわえて、プレーヤーの元へと運ぶワンコさん。
まだ慣れていないのでしょうか、くわえたボールをなかなか放してくれないというハプニングも飛び出しましたが、最終的には、無事返還。役目を果たしたワンコさんは再び、コートの端へと戻っていったのでした。
【かつては捨て犬だった】
YouTubeに動画を投稿したCNNによれば、4頭のワンコたちには、かつてサンパウロ周辺のスラム街に捨てられていたところを保護された、という過去があるのだそう。その後に訓練されて、 “ボール犬” としてデビューするに至ったんですって。
【ワンコも人間も幸せそう】
生き生きとした表情でボールを追いかけるワンコたちを見ていると、そんな悲しい過去があったとはとても思えないくらい、幸せそう。そしてその姿を眺める周囲のスタッフ、および観客たちも終始和やかムードで、彼らの存在が会場全体の空気を柔らかくしていることがよくわかります。
“ボール犬” として第2の人生(犬生?)を歩み始めた、ワンコたち。彼らの活躍ぶりを、それではさっそくご覧になってみて!
参照元:YouTube / CNN
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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