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近年よく耳にする、 “スクールカースト” というワード。そんな言葉は30代の記者(私)が学生の頃は存在しなかったけれど、「人気のある人たちが集まる華やかなグループ」「地味で目立たない人々が集まるグループ」なんて具合に、カーストらしきものはたしかにありました。

YouTube「ブラックサンダー ラップバトルチャンネル」にて公開されているのは、当サイト「Pouch」でも何度かご紹介したお菓子「ブラックサンダー」のCM『episode1. 黒いイナズマ登場篇』

地味な “非リア” とクラスにおける最高位 “リア充” が激しいラップバトルで対決します。

【いざ、ラップバトル開始!】

とある高校の昼休み、「ウェーイ!」と大騒ぎするリア充軍団に対し、ラップバトルを仕掛けたのは、非リアのヒーロー「黒いイナズマ」!

平和な昼休みを取り戻す……これは革命だ! 序盤からそう意気込む黒いイナズマに対し、リア充軍団代表のイケメンは「普段は何も言えない意気地なし そんな奴の話は聞く気ない」とラップで一蹴します。

【ウェイウェイうるさーーーい!!】

追い打ちをかけるように、軍団メンバーもいちいち「ウェイ!」と合いの手を入れてくるのですが、これが正直ウザったいのなんの。でも何度も「ウェイウェイウェイ!」って言われちゃうと、最終的には笑っちゃう。ツライ。

【なかなかイイこと言ってますよ】

その後も、黒いイナズマが「お前らは何してもマジになれない 俺とお前は交り合えない」「孤独が怖くてシェアに逃げんの?」とたたみ込めば、リア充イケメンが「そりゃ交じり合わないよ クラスの中じゃお前は最下位」「お前らがせっせと勉強してる間に 俺は放課後デート」と切り返す。

【ちょびっとだけ、リア充軍団の将来が心配になってしまいました】

最終的にイケメンは、ニヤケ顔で「一生遊ぼう 騒ごう」とパーリーピーポーみたいなことを言っちゃうわけなのですが、余計なお世話だけどキミ、そんなんじゃ将来後悔するよ……。地方だったら間違いなく、マイルドヤンキーの道まっしぐらだよ……。

【視聴者の声】

こんな具合に、バトルを眺めているうち記者はどうしても、非リア代表・黒いイナズマを応援したくなってしまったのですが、視聴者のみなさんはどう思ったのでしょう? コメント欄には、次のような声が届けられていましたよ。

「これ最高かよ」
「ラップをあまり聞かない人も楽しめそうですね〜」
「昼休みにうぇいうぇい言って何楽しいんだ(笑)」
「さすがに『うぇい?』はないやろ(笑)」
「どうでもいいかもしれないけど、ブラックサンダーもう少し袋から出して食えよ」
「マジでラップブームもといMCバトルブームが来てるんだな」
「リア充の方の声おれ割と好きよ、かっこいいとかではないけど、なんか好きよ ニガリはかっこいい」

【黒いイナズマさんは、知る人ぞ知る有名な方みたい】

最後のコメントにお名前が出ておりますが、黒いイナズマを演じているのは、第6回第7高校生ラップ選手権を史上初の2連覇を果たしたプロラッパーのMC☆ニガリa.k.a赤い稲妻さん

一方、リア充イケメンを演じているのは、元アパレル店員の有働拓磨さんという方。なんでも有働さんは、オーディションにて満場一致でリア充役を勝ち取ったのだそうで、なるほどたしかに、ラップがお上手!

はてさて、非リアVSリア充ラップバトルの勝敗はいかに!? 結末はあなたがその目で、見届けて。

参照元:YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼リア充の合言葉は「ウェイ」