ハンバーガーとホットドッグ。甲乙つけがたい魅力を持つこの2つのメニューを、もし一緒にほおばれたなら……。

これを現実のものとしてしまったのが、オーストラリア在住のマーク・マレイ(Mark Murray)さん。マレイさんが考え出したのは、その名も「ハンドッグ(Hamdog)」です!

【今から12年前に考案】

ハンバーガーのパテの中央に、ソーセージをドーンと配置。その上にレタスやトマト、ピクルス、チーズを乗せて、さらにマヨネーズとマスタード、トマトソースをかけるという大胆さ。バンズは、ソーセージをおさめるために土星のような形状でユニークです。

バンズは特注の型で焼いて、材料はピクルスとソース以外すべて地元のオーストラリア産のものを使って、1つ1つ手作業で作っているという「ハンドッグ」。

オーストラリアのニュースメディア news.com.au によれば、「ハンドッグ」のアイデアは2004年にマレイさんが思いついたそうです。

それから準備を進め、2010年には、『マネーの虎』のアメリカ版である『シャーク・タンク(Shark Tank)』という番組で投資者を募ったのだそうですが、「不可能だ!」とこてんぱんにやられてしまい、失敗に終わってしまったようです。

【オーストラリアで大人気に】

しかしマレイさんは決してあきらめず、地元西オーストラリア州の市場やショー、レースなどのイベントにハンドッグの店を出店。評判が評判を呼び、とうとう今年の7月には大型の店舗を構えるまでに。「15秒に1つのペース」で売れたこともあるんですって。すんごい人気!

今後はベジタリアン向けのメニューも考案する予定とのことで、このぶんだと事業はどんどん拡大しそう。

ボリュームがありすぎてカロリーが心配になっちゃうけれど、どんな味なのかちょっぴり気になってます♪

参照元:FacebookYouTubenews.com.au
執筆=田端あんじ (c)Pouch