寒い、サムイ、さむいぃいい! 冬の寒さはふたつの意味でサムイのです。ひとつは季節的な意味で。もうひとつは、ヒトリボッチの寂しさからくる “心のすきま”のせい。今宵も私の心に “すきまかぜ” がビュービューと吹いております。
こういう時、そっとあたためくれるのが冬の恋人、そう、「鍋」さんですわ。具材を入れて煮込んだだけで、美味しい料理を完成させてくれるスゴいやつ。鍋は、相当な包容力をもった方なのでしょう。人間だったら理想の彼氏、どころか旦那さまですね。
今回は、鍋の包容力に思うぞんぶん甘えた「カマンベール鍋」をご紹介します! 包丁も使わず、ただ具材を入れて煮込むだけで完成しちゃいますよ! しかもコンビニにある食材だけでできるときたもんだ!
【材料】
・カマンベールチーズ 1箱
・カット野菜 1袋
・トマトジュース(甘くないもの) 100ml
・ベーコン 1パック
・ロングウインナー 1本
・コンソメ 固形キューブ1個
材料はすべてコンビニで手に入りますよ♪
【作り方】
1. 鍋にコンソメと水を1カップ入れ、沸騰したら、カット野菜、ベーコン、ウインナーを投入
2. 野菜がシナシナしてきたらトマトジュースを投入し、塩を少々入れ3分ほど煮込む
3. 仕上げにカマンベールチーズを真ん中に入れて2分ほど煮込む
4. コショウをかけたら完成!
【ひとり鍋だけどリア充に見えるぞ】
完成した鍋をみてびっくり!! この鍋からは「ひとり鍋」の残酷な寂しさをいっさい感じない! むしろ、オシャレなリア充感がただようんです。
その理由は他ならぬカマンベールチーズにあり。なぜならカマンベールチーズは、ちょっぴりオシャレな食べ物 & 女子が好きなチーズ、というトキメキ要素がたくさんつまった存在だから。これならSNSで「ひとり鍋なう★」といっても、同情よりも「ウラヤマシイッ」とハンカチくわえた女子たちに嫉妬されるハズなのです!
【チーズフォンデュを堪能できるぞ】
ウインナーやベーコンのうま味、野菜の甘み、トマトの酸味などが溶けあったスープは、これだけでかなり美味しい。しかし忘れちゃいけないのは、鍋の中で圧倒的存在感を放つカマンベールチーズ。
熱でやわらかくなったチーズをやさーしく箸で持ち上げてみると、とっろぉ~~~~~~っ。見ただけで確信。絶対においしいよ、コレ。
このままチーズだけを食べてもそりゃおいしいけど、せっかく鍋なんだから具とスープとチーズを絡めましょう。すなわち、「チーズフォンデュ風」! 絶対オススメです。少し溶けたカマンベールチーズと旨味スープを吸った野菜がめちゃんこ合うのですよこれが! カマンベールチーズは外側に白い皮があるので、鍋の外にチーズが溶け出しにくく、長いあいだチーズフォンデュを楽しむことができるのです。
私の冷え切った心の隙間がチーズとスープと野菜でふさがれ、鍋のおかげでアツアツに。ヒトリでよかった、だってこの美味しい鍋をひとり占めできるんだもの! ヒトリ鍋バンザイ!! ヒトリバンザイ!!!
冷えきった心をあたためてくれる「カマンベール鍋」。寂しい夜はぜひチャレンジしてくださいな。
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch
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