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1月31日は「愛妻の日」です。

この日にちなんでワタベウェディングが行ったのは、20代から40代の既婚男女402人を対象にした「家に関する意識調査」。「パートナーの家事に対して満足していますか」という質問をしたところ、男性では78%、女性では53%が「満足している」と答えていたのだそうです。

しかし、この回答で気になる点が……。男性の満足度は、どの年代も70%以上で、40代が一番高いのに対し、女性は年代を追うごとに満足度がどんどん下がっているのですっ。

【女性にかかる負担が大きい】

そして「日常の役割分担として自分が担当している家事は何ですか?」という質問には、女性の6割以上が20項目の家事のうち15項目を担当していると回答。男性で最も多い48.3%の票を集めたのが「ゴミ捨て」、その次が37.8%の「お風呂掃除」と、女性が担当する家事範囲との差がかなり大きいという結果でした。

あなたは外で仕事を頑張る、私は家で家事を頑張る。そんなふうにお互いに納得して決めているというなら、なにも問題はありませんが、そうではないとしたら女性は大変ですよね。外で働いて家でも働いて……座るヒマがない〜!

【男性にしてほしい家事がそもそも少ない?】

女性たちはさぞお怒りなのでは……と想像しましたが、女性は男性に対してあまり多くの家事を求めていないと、ワタベウェディングは発表しています。

パートナーにしてほしい家事は何ですか?」という問いに対し、3割以上の票を集めた項目の数に着目すると、男性は20項目中15項目。女性は「ゴミ捨て」「お風呂掃除」「子供と遊ぶ」「子供の入浴」の4項目だったのです。

私が推測するに、求めていないというか「やってほしいけど期待していない」という気持ちに近いような気もするけれど……。たしかにパートナーと2人で暮らしていると、自ずと女性のほうに家事の負担がかかってくるというのは、「あるある」なのかもしれません。男女ともに、頭のどこかで「家事は女性がやるもの」という意識が働いているような気さえします。

【同棲経験者の話】

その1:友人の場合

恋人と5年間同棲しているという友人は「彼が年々家事を手伝わなくなってきてる!」とご立腹気味。

「もうちょっと家事やってよって言うと、必ず『手伝っているよ?』って答えが返ってくるけれど、『手伝う』という意識がまずダメ。手伝うんじゃなくて、家事は私だけでなくお前の仕事でもあるんだよー!と心の中で言おうと思ったら、口に出ちゃってました(笑)」

そうなんですよね、この「手伝う」という意識がそもそも、間違ってるよね! だけどこの表現がおかしいと気がつくことができる女性も、ひょっとしたら少ないのかも……。

その2:私の場合

私は過去に1度だけ同棲をしたことがあるのですが、家事はきちんと分担できていました。1年間しか一緒に住んでいなかったというのもあるのでしょうが、ごく自然にそれぞれが得意なことをするようになっていたんですよね。

洗濯と料理が好きな私と、掃除が大好きな彼。さらに彼は料理も好きだったので、「今日は俺が作るね!」と嬉々として行ってくれていました。

そんなわけで、家事においてはストレスフリーな関係を築けておりましたが、友人たちに話すと「それは奇跡!」「レアケース」と言われたので、当時の私は幸せ者だったのでしょうね……。

【夫婦=共同経営責任者】

せっかくの「愛妻の日」、家事をあまりしていないという男性のみなさんは、これをきっかけに「家事は自分の仕事でもある」と思い直してみるといいかもしれません。そうすれば、パートナーとの愛もよりいっそう深まると思いますよ♪

参照元:プレスリリース
執筆=田端あんじ / 画像= Pouch (c)Pouch