海外旅行するときに必ず問題として起こるのが、言葉の壁です。

でもログバー社が生み出した瞬間翻訳機「ili(イリー)」があれば、問題は即解決☆ なんと日本語の会話を、瞬時に英語や中国語に翻訳してくれるのです!

使い方は簡単。電源を入れ、中央にあるボタンを押しながら翻訳してほしい言葉を話し、ひと呼吸おいて指を離すと、自分が話した言葉を瞬時に翻訳してくれる仕組みになっています。

【ネット接続要らず&手のひらサイズ】

ネット接続なしで翻訳可能。しかも、手にすっぽり収まるサイズ感が、持ち運ぶのにちょうどいい♪ 2017年10月8日の時点では「日本語」「英語」「中国語」に対応しているという世界初の小型ウェアラブル翻訳機「イリー」は、「ワンフレーズの旅行会話」に特化しています。

繰り返し使用すれば使用するほど学習が進み、それにつれて精度が向上するので、ジャンジャン使っちゃいましょう☆

【翻訳精度は問題なし】

「イリー」のスゴさは、YouTubeに紹介されている動画を見ると、一目瞭然。たとえば訪日観光客の女性が駅で「I don’t know how to buy this ticket」と話すと「切符の買い方が分かりません」と瞬時に翻訳しています。ワンフレーズだからか肝心な精度も全く問題ないようで、1度使ったら手放せなくなりそうです。

【ただし相手が話した言葉は翻訳できない模様】

動画を観た海外の方からもたくさんのコメントが届いており、「驚きのアイディア」「将来的に、プロの通訳の仕事を奪いそう……」といった具合に感心する声が多いよう。

しかし一方で「会話が一方通行になりそう」「英語から日本語、日本語から英語と、双方向にできるの?」といった声も。

「イリー」のレンタルサービスを行っているグローバルWiFiのホームページをチェックしてみると、「日本語から英語」「日本語から中国語」など、どうやら一方向しか翻訳できないようです。ちなみに近々、韓国語にも対応する予定があるみたい!

相手が話した言葉は翻訳できないので、「イエスかノー」あるいは「身振り手振り」で答えを返すことができる会話に終始したほうがいいのかも? また、あくまでも旅行会話程度で、商談などのビジネス会話には対応していないそう。お守り代わりに、旅行に持っていってみたいものですね。

参照元:illiLogbarグローバルWiFi、YouTube[1][2]
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼1台で双方向の翻訳ができるようになったら完璧ですね