インスタグラムアカウント@stinkanycに登場するメスのロシアンブルー、スティンカ(Stinka)は、飼い主さんの肩にちょこんと乗って街中をお散歩するのがだ~い好き♪

アメリカ・ニューヨーク在住のニューヨーカーらしく、地下鉄に乗っている間も、スティンカは終始ポーカーフェイス。クールに振舞っています。飼い主さんの肩にひっかけた前足のまんまるが可愛くって、こんな光景に出くわしたら、その日1日、いい日になりそうな予感がする~~~!!

スティンカとの出会い、そしていつ頃から肩に乗り始めたのか。いろいろと気になったので、飼い主さんに質問してみることにしましたよ。

【出逢った場所は保護シェルター】

飼い主さんが初めてスティンカと出会ったのは、約2年半前。保護シェルターのスタッフに「猫の受け入れをお願いできないか」と紹介されたのが、当時生後3カ月だったスティンカだったそう。

12匹兄弟のなかで最も小さかったというスティンカは、頼りなく、エサももらっておらず汚れていて、ただ「助けて」と訴えかけているようだったとのこと。家に連れて帰ることは、ごく自然な流れだったようなんです。

【初めてお散歩したときから肩に乗るように】

エサをどんどん食べるようになって、以前よりも体が強くなってきたスティンカに、飼い主さんは小さいリーシュ(つなぎ紐)をつけて、家の周囲を散歩してみることにしました。

飼い主さんは、スティンカを初めて外へ連れ出したときに、肩に乗せたそうで、そこにいるのを心から楽しんでいるように見えたみたい。

それからスティンカは、今でもよく肩に乗るようになったとのこと。「安全で快適な場所だと感じているように見える」と飼い主さんは話してくれました。

【飼い主さんの行くところならどこへでも♪】

一緒に出歩くようになって以来、スティンカは飼い主さんが行くところはどこにでも行くようになったのだそう。テラスや公園、地下鉄のほか、なんとセントラルパークで行われた「NYシンフォニーオーケストラ」のライブにも同行したことがあるというのだから、驚きです。

わたしはかつて1度だけ、スティンカのような “肩乗りスタイル” で音楽フェスに遊びに来ているニャンコを見かけたことがあります。楽しんでいるのか否か、その表情からは読み取れなかったけれど、肩にぴたっとくっつくことで飼い主さんと一体化したように感じられるのか、安心していることだけはよく伝わってきたんですよね。

飼い主さんと一緒なら、どこへだって冒険できる! 好奇心に満ちた目でニューヨークの街を見渡すスティンカの目には、一体どんな風景が映し出されているのでしょうね。

参照元:Instagram @stinkanyc
画像=stinkanyc used with permission
執筆=田端あんじ (c)Pouch