トルコ・イスタンブールに暮らすピアニスト、サルパー・ドゥーマン(Sarper Duman)さんは、9匹もの猫を飼っている大の猫好きさん。

どの子もサルパーさんが救助した保護猫たちで、家族として引き取ってきたそう。

サルパーさんの猫たちはみんな、サルパーさんが弾くピアノの大ファンのよう。ピアノを奏でるとどこからともなくやってきては、耳を澄ませて聴き入っているようなんです。

【キジトラ猫さんの特等席は「お膝の上」】

猫たちの中でも特に熱狂的な支持者は、キジトラ模様のニャンコさん(以下、キジトラさん)。

ピアノを弾くサルパーさんのお膝にちょこんと座って、前足は鍵盤の上。インスタグラムにいくつも動画が上がっているのですが、いつだってここが、この子の定位置のようなんです。

ピアノの真ん前であり、同時に、サルパーさんを独り占めできる場所。とっておきの特等席うっとりと目を閉じ、ときには一緒にピアノを弾きながら演奏に聴き入っているキジトラさんの姿を見て、後ろでピアノを弾くサルパーさんも嬉しそうな表情を浮かべています。

【ラブラブな2人…しかし突然のライバル出現!?】

しかしそんな2人の仲を引き裂く(?) “侵入者” が現れてしまったから、さあ大変!

演奏中にもかかわらずピアノの上を無遠慮に歩き、鍵盤を優雅に踏みつけて、サルパーさんの膝の上へ横入りしてきたニャンコが1匹。予期せぬ事態に、キジトラさんは「えっ……ニャンなのコイツ!?」とでも言いたげ。どこか不服そうなお顔を見せています。

【キジトラさん「気持ちを抑えきれませんでした」】

どうにか気持ちをなだめて、しばらくはピアノの音色に集中していたキジトラさん。しかし “侵入者” が鍵盤に前足をかけてポロンと音を鳴らしたところで我慢できなくなったのか、「演奏の邪魔するニャ!!!」と言わんばかりに、噛みつき攻撃してしまったのでした。

これって、まさか嫉妬なのかしら……? いずれにせよ、可愛らしい猫にこんなにも嫉妬されるサルパーさんが、心底うらやまけしからんゾ~~~!!

参照元:Instagram @sarperdumanLove Meow
執筆=田端あんじ (c)Pouch