旅先でスタバの限定グッズをチェックするのって、楽しいですよね。海外はもちろん、日本各地でもデザイン違いのタンブラーやカードが売られていて、友人へのおみやげにもピッタリ。

でもでも、スタバの「ご当地限定」はそれだけじゃあないんです! 各地に受け継がれる伝統工芸とコラボするスターバックスの「JIMOTO made series」をぜひとも知ってほしい〜!!

【Starbucksの「JIMOTO made series」】

スターバックスといえば、コーヒーだけでなくグッズの可愛さも人気。タンブラーやマグカップなど、各地でデザインが異なる「ご当地スタバグッズ」を旅先でチェックするのは、スターバックスファンならもはや定番コースかもしれません。

今回ご紹介したいのは、そんな「ご当地スタバ」からさらに一歩踏み込んだ「JIMOTO made series」と銘打たれたオリジナルグッズ。各地の技術や伝統、素材を活かした、まさに「地元産」の逸品たち。その本気度たるや、ものすごいのです。

【青森県「津軽びいどろ」】

たとえば青森県の「津軽びいどろ」シリーズ。津軽の職人によって丁寧に仕上げられたグラスは、繊細な色と表面の揺らぎが美しい!ちゃんとスターバックスのロゴもあしらわれています。

ひとつ税抜き2800円というお値段は、グラスとしては決して安くはないですが、現在は好評につき品切れとのこと。納得の人気!

【鳥取県「コーヒーアロママグ Sakyu」】

2015年にスターバックスができたばかりの鳥取県でも、限定グッズが購入できます。「玄瑞窯(げんずいがま)」の職人さんが手造りする「コーヒーアロママグ」は、鳥取の雄大な自然を感じさせるデザイン。美しい釉薬の青と土の色が、まるで砂丘の向こうに広がる海のよう!

コーヒーの香りをより深く楽しむことができるように、口径を絞ってアロマを包み込む形状になっているのもポイント。こちらは税抜4000円です。

【長崎県「コーヒー碗 Mikawachi」】

長崎県の佐世保にある店舗では「日本で初めて作られたコーヒーカップの復刻版」を購入可。日本で初めてコーヒーカップを作ったのが、三川内焼(みかわちやき)だと言われているのだそう。港町・佐世保は、きっと昔から国際色が豊かな町だったのでしょう。
湯飲み茶碗に似た形に、どことなくノスタルジーを感じてしまいますよね。内側に描かれた錨(いかり)の絵にも、グッと心をつかまれます。 こちらは税抜6600円。

【墨田区「スターバックス アイスコーヒーグラス」】

地方だけではなく、東京にもちゃんと「地元産」グッズがあります! 墨田区の一部店舗限定で販売されているのは、江戸切子の伝統技術が光る「アイスグラス」。こちらも一つひとつ、職人さんの手によって丁寧に仕上げられています。

切子の紋様の涼しげな印象と、スターバックスの紙カップ側面を模したデザインがまさに粋! そしてお値段は! バーン! 税抜35000円! バーン! ケタ間違ってないです。さんまんごせんえん!!!!

【歴史と伝統、ブランド力の融合】

この「JIMOTO made series」は現在、9つの地域で展開されています。いずれも、その地に受け継がれてきた技術を注ぎ込んで作られる、歴史と伝統を感じるアイテムばかり。

確かにひとつひとつのお値段を見ると、気軽に買える……とは言えないかもしれません。でもその価格設定にこそ、各地に息づく伝統工芸の担い手の姿があり、それらを守り、広めようというブランドとしてのスターバックスの心意気が見えるような気がします。

大好きなスタバで、今まで知らなかった各地の伝統工芸に出会う。それは、きっと新しい楽しみになるはず。次の旅先ではぜひ、スターバックスでこの「JIMOTO made series」をチェックしてみてください!

参照元:スターバックス コーヒー ジャパン
執筆=森本マリ (c)Pouch

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▼各アイテムの製法のこだわりなど、読み応え十分!