干し芋というと数ある食べ物のなかでもわりと地味な一品ですが、ある干し芋商品が今、ツイッターで脚光を浴びています。

それは「うるさすぎる」という理由から。「干し芋がうるさいってどういうこと?」と思いつつも、そのパッケージを見れば一瞬にして納得。……納得の嵐すぎる。

袋の表面にも裏面にもビッシリと書かれた言葉の数々。た、たしかにここまで想いの丈を前面に押し出してくるパッケージって、そうそうないのでは……?

【自己主張激しすぎるパッケージ】

調べてみると、こちら北海道札幌市の「中村食品」という会社が出している「干しいも、あっぱれ。」という商品。とりあえず袋にある言葉を書き出してみると……。

(表面)

・あっ、見つけた!!
・年中感動
・感動の純日本産
・紅はるか干し芋
・おいしい!!
・糖度19.3度 従来より“3度以上”アップ
・食べたみんなの笑顔がもれなくついてます。ありがと、です

(裏面)

・270日間の美味しさは機械屋さんの知恵で造った特別な乾燥機のおかげです
・こんなに甘く こんなに美味しく こんなに日持ちして 本当にスゴイ
・機械屋さんは、スゴイ!!
・キミのパパかもね!
・ママっ!! あったよ~。

文字量の多さもさることながら、それぞれの言葉の書体やサイズがバラバラのため、迫力がスゴい! でも、見ているうちにこのグイグイ来る感じがだんだんクセになってくるような……!!

【ツイッターでも大きな反響】

ツイッターでは

「私もそれ買ってすんごいおもいましたw 前も後ろもすごいですよね」
「ホントだ〜うるさい でも、嫌いじゃない〜 たぶん買っちゃう 思う壷〜(笑)」
「スーパー玉出みたいw」
「何がウリなのか もはや作った会社も分からなくなったのだろう」
「じわじわくる。無性に食べたい」
「ハイテンションすぎて草」
「キミのパパかもねで負けた」

といった声があがっています。中には「うちにあるきな粉も多分仲間です」と同じ中村商品のきな粉のパッケージ画像をアップする人も。

中村商品では、ほかにもきな粉や黒豆茶、浅漬けの素などの商品を出していますが、書体やキャッチコピーの激しさにジワジワ来てしまうもの多し。

【押しの強さがクセになる】

たぶん “センスいいデザイン” という観点からは外れてるのでしょうが、でもその押しの強さで、売り場にあったらついつい手にとっちゃいそう……そんな商品の数々。ネットでも購入可能なので、気になった方は購入してみるのもよいかもしれません。


ちなみに、私が気になったのは「年中感動 『バナナ、あっぱれ。』」という商品。「バナナが美味しくなる不思議な粉」って書いてあるんですが……どんな粉なんですか!

参照元:中村食品ネットショップ
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼「年中感動 『バナナ、あっぱれ。』」。「不思議な粉」「ヤバイ!!」が気になる……

▼「4回も出来る!!」「もむだけで出来る!!」……出来る!!

▼あずき茶。ほかの商品にも、とにかく「感動の」がついています