現在ツイッターで話題になっているのが、小さな子供でも時間が読みやすい時計「fun pun clock(ふんぷんくろっく)」。
デザイナーの土橋陽子さんがデザインしたこの時計は、一見するとごくごく普通の、壁掛け式のアナログ時計。しかしよ~く見てみると、1から12までの数字の外側に、60個の点が打ってあるのです。
【時間が読みやすい工夫があちこちに】
「ふんぷんくろっく」は時間を示す短針は内側の1~12の数字を、そして分を示す長針は外側の60個の点をさすようになっているので、子供でも「いま何時何分か」がすぐに分かるようになっています。
また、時計の針の先が赤くなっていることによって、子供が直感的に時間が読めるようになっているというんです。あまりに自然で気がつかなかったけれど……言われてみれば、なるほどこれはわかりやすい~!
さらに、「ふんぷんくろっく」の文字盤に刻まれている外側の点には「5」「10」「15」……といった具合に、等間隔で数字が記載されています。例えば内側にある数字の「3」の部分と重なる外側の数字は、「15」。このひと工夫によって「長い針が3に重なってるときが15分だね!」と、子供たちも自然と時計の読み方を覚えられるのではないでしょうか。
【「ふん」と「ぷん」で「ふんぷんくろっく」】
ちなみに「ふんぷんくろっく」という一風変わった名前の由来は、「分」の読み方。
“時” を表わす「1から12」の文字が 60進法の“分” の読み方となったときに、「5ふん(fun)」「10ぷん(pun)」「15ふん(fun)」「20ぷん(pun)」と交互に繰り返されることから名付けられたといいます。
【インテリアとしても優秀ですよ~】
外側の数字の存在感はあるようでなく、またないようである。このさりげなさに思わずうなってしまいますし、これなら子供はもちろん大人にとっても問題なく使えます。それに非常にシンプルでクセのないデザインだから、どんなお部屋にも馴染んでくれそうっ。
2017年にグッドデザイン賞を受賞したことにも超納得な「ふんぷんくろっく」。価格は、Mサイズが8000円、Lサイズが1万2000円です(いずれも税抜き価格)。「TAKATA Lemnos online shop」のウェブサイトから購入できますので、気に入った!というみなさんは、さっそくお部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか♪
参照元:TAKATA Lemnos online shop、yokodobashi.com、Instagram @yokodobashi、Amazon.co.jp
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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