無印良品がプロデュースしてるカフェ「Cafe & Meal MUJI」の公式サイトでは、自宅でも挑戦できそうなほっこり健康系ごはんのレシピを公開しています。

私(記者)も最近知ったんですが、どのレシピもオシャレで健康に良さそうな食材の組み合わせがとってもおいしそうなのです。そりゃもう、ちょっと鼻につくくらいにね。

数々のレシピの中でちょっと気になるものを発見。なんと、具材はくるみだけで炊き込みごはんを作ってしまう「くるみごはん」というレシピがあったのです。

くるみが体にいいってことは知ってたけど、まさかそんなオシャレな使い方があったなんて知らなかった! 味も全然想像できないので、今回は実際に作ってみることにしました。

【生くるみの場合あく抜きが必要】


早速くるみをスーパーで「ローストくるみ(無塩)」をゲットしてきました。

公式のレシピによれば「くるみはあく抜きしてから使ってね!」とありますが、私のように普通のスーパーで売っているローストされたくるみを買ってしまった場合はあく抜きはしなくても大丈夫そうです。

【調味料とくるみ入れて炊く】


1合分のくるみは片手にこんもりのるくらいの量です。

ザクザクと大きめに刻んだくるみとしょうゆと酒を、研いだお米に混ぜて炊飯スタート。あとは炊き上がるのを待つだけ。どんな炊き込みごはんよりも作り方が簡単でした。もうやることがない。

【ほんわり優しいごはん】


およそ1時間後、炊き上がったくるみごはんは、まるで五目ごはんのようなお色。今回濃口しょうゆを使用したので少し色が濃いめです。

食感はくりごはんに似ていて、お米のふんわり感とくるみのごろごろ感がとてもいい感じ。しょうゆとくるみの相性がまたいいんです。焦げ目ができるように炊くと、より香ばしさを楽しめます。

くるみが入ると食べ応えがあってボリューム感もアップ。普通のおにぎりと比べてかなり満腹感を感じました。

【くるみ感はおさえめ】


ローストしたくるみをさらに炊き込んでいるせいなのか、くるみ特有のえぐみは一切感じませんでした。くるみのあの独特な風味が好きな方にはちょっと物足りないかも。

今回はおにぎりにしてみましたが、ほっこり優しいお味なのでおかずと一緒にも食べられます。

【映画にも出てくるそうな】

ちなみに、くるみごはんは、山村での自給自足の生活を描いた映画「リトル・フォレスト」にも登場するそう。作品中に出てくるものは、くるみをすりつぶしてペースト状にして炊いていますが、MUJIカフェでは粗く刻んで炊き込むので、ごろごろした感触を楽しめるようになっています。

【定番炊き込みごはんのメンバー入り決定】

実際に作ってみた結果、今までどうしてくるみをそのまま食べていたの? って後悔しちゃうくらい気に入ってしまいました。


私の場合、炊き込みごはんといえば鶏肉とゴボウを使った五目ごはんなんですが、くるみごはんはこれから我が家の定番になりそうです。

こんなにおいしい炊き込みごはん、知らなかったのは私だけ? 栗ごはんや豆ごはんのほこほこ具合が好きな人はぜひとも作ってみてほしいです! 詳しい作り方の手順はぜひ公式サイトでチェックしてみてくださいね。

参照元:Cafe &Meal MUJI
撮影・執筆=黒猫葵 (c)Pouch