人間は一人ひとりちがうもの。だからこそ素晴らしいはずですが、逆にそのために「人とはちがう自分」に自信を持てない人がいることも事実。
そんな子どもが一人でも減るようにとの願いから活動している写真家カップルがいます。夫のRegis(レジス)と妻Kahran(カーラン)のふたりは黒人少女たちのヘアスタイルをテーマにした「アフロアート」と呼ばれる写真シリーズを撮影しているんです。
【生まれ持った自分の髪に自信が持てるように】
黒人に多い生まれつきの縮れ毛。アフロヘアはオシャレなヘアスタイルとして私たち日本人の間でも真似する人が多くいます。しかし、メディアによっては“ある一定の美の基準”が存在することも否定できません。海外サイト「deMilked」によると、レジスとカーランのふたりは
「有色人種の子どもたちも白人と同じように、メディアではポジティブなイメージでとらえられることがとても大事だと感じる」
「世界中の女の子たちが自身の個性と美しさを愛せるようなインスピレーションを感じ取ってほしい」
と話しているそう。
【アフロヘアの魅力が伝わる写真たち】
レジスとカーランのインスタグラムには、そうした思いから撮影された画像がズラリ。黒くてフワフワした縮れ毛を最高に魅力的に見せるヘアアレンジや、カラフルな洋服とのコーデが映えるヘアスタイルなどが満載で、見ているとこちらも明るくポップな気持ちになります。
私たち日本人は日本人で生まれ持った黒髪を美しいと称えられることもありますが、なかなか自分では自分の美しさには気づけないものなのかもしれません。
レジスとカーランの写真に写ったアフロヘアの少女たちがとても美しいのと同様、私たちの黒髪だって美しいし、光り輝くブロンドヘアだって美しい。生まれ持った自分の姿に誇りを持ち、自分とちがう人たちの美しさも受け入れることができる。それが本当の意味での多様性といえるのかも。
【まずは気軽に眺めてみて】
レジスとカーランの写真からはそうしたことが伝わってくるよう。でも、まずは難しいことは考えず、ファッション誌を見る気分で写真を眺めてみて。少女たちの素敵なアフロヘア&スタイルの数々に皆さんもポジティブなインスピレーションをもらえるはず!
参照元:Instagram @creativesoulphoto、deMilked
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch
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