お手頃価格で北欧テイストのシンプル家具を購入できるお店、イケア。店内を歩くだけで、こんな部屋いいな、できたらいいな♪と楽しくなっちゃいますよね。

でも、イケアの楽しみは家具だけじゃないのだ。もうひとつのお楽しみ、それはイケアレストラン

イケアレストランは本拠地・スウェーデンを中心とした北欧の料理をこれまたリーズナブルに楽しめる人気スポット。ワインやビールなどもちゃんと扱っていてしかもお値段控えめ、ということで「居酒屋」としても使えるのです。あまり遅くまでやってないのがネックではありますが。

毎月1のつく日(1日、11日、21日だけ)は「ステキなぼっちの日」。ということで、今回はイケアでひとり飲みを実行。これがもう、楽しすぎるし、スペシャル感が満載だし、最高だったのです! んが……ちょっぴりビターな体験もしました。

【ひとりは席の心配がいらないよ♪】

イケアレストランは基本的に激混み。12時台にはほぼすべての席が埋まってしまいます。なので、家族など、数人いっしょに来た場合は、ひたすら空いているテーブルを探す&場所取りする、というのが必須。安心して食べられる席を確保してから、やっと食べ物を選びに行くというのがセオリーだったりします。これがちょっと、面倒なんですよね。

でも、ひとりならそんな心配は無用! カウンターでもテーブルでも隙間をみつけて座れるので、席の心配をまったくしないで済みました。ひとりって身軽★

【お酒をチョイス】

私が訪れたのは、イケア新三郷店内のイケアレストラン。お酒コーナーは、レジの手前に陳列されていました。氷水に冷やされた瓶ビールと、常温で置かれたワイン。

ビールはラガービール、ダーク・ラガービール(お値段350円)。ワインは白と赤がありました(お値段359円)

北欧系のお酒は滅多に飲めないので全部飲みたくなりますが……1人飲みの酔っ払いほど救えないものはないので、自分の限界をしっかり考えて、ラガービールと赤ワインを購入。

【1人なのにパーティー感がすごいよ★】

今回食べたのは、鴨のコンフィと牛フィレとグラタン添えの「ホリデースペシャル」、ハムやチーズの盛り合わせの「ブッチャーズプレート」、そして「マリネサーモンプレート」です。

テーブルにのせると、なんということでしょう! イケアのオシャレな料理のおかげでパーティー感がすんごいではありませんか! ひとりで飲むだけなのに、お子様ランチを初めて見たあの頃のワクワクした気持ちに似た何かが、胸の奥からせり上がってきます。あぁん嬉しい楽しい大好き★

赤ワインは、ちょい辛口で、軽い飲み心地。ジューシーな牛フィレ肉や生ハムとよく合います。そしてラガービールはまろやかな飲み心地で、とっても飲みやすい〜! 肉感しっかりのコンフィと合わせると、至福のひとときに。量はどちらもグラス1杯半ほど。

休日の昼からスペシャルなひとり飲みするならイケアレストランこそ間違いない!と確信しました。

【しかし…しかし! ある瞬間孤独になる】

フフフと飲んでいるけど、ふと現実が視界に入ります。わたしの周り、みんな家族連れではありませんか。

『あの女性は私と同い年くらいかな。小さい子の食事を手伝って大変そうだな。愛する旦那さんと子供がいるんだな』と、自由に昼間から酒を飲む自由を謳歌する(=せざるをえない)独身の自分と比べてしまって、孤独感と懺悔にさいなまれました。

家族連れに囲まれることが、カップルの近くにいるときより孤独を感じるだなんて、思ってもいなかったヨ……。

と、ちょっぴりビターな気持ちにもなりましたが、「よそはよそ、うちはうち」という母の言葉を思い出しノスタルジー満載な気持ちでイケアを後にしました。

【まとめ:スペシャルなひとり飲みを楽しむならイケアへ】

ということで、イケアの1人飲みは北欧感とスペシャル感を楽しみながらお酒をしっかりいただける、しかも出費も少なめですむという、とーーーっても貴重な素晴らしい時間でした。料理もちゃんと美味しいし、お酒も美味しいし、お値段もお手頃だし、ついでにお買い物も楽しんじゃって、もう大満足。ステキな休日になりました。

もし孤独感に襲われたら「よそはよそ、うちはうち」という私の母親の言葉を思い出して、これからもひとりでイケアで飲もうと思います。イケア、だ〜いすき!

孤独度:★★★
勇気度:★
満足度:★★★★★

参考リンク:イケアレストラン
撮影・執筆=百村モモ (c)Pouch

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