普段はコスプレやメイク術などを紹介しているユーチューバー、 “Brizzy Voices” ことアンナ・ブリスビン(Anna Brisbin)さんは、レムス(Remus)という名前のミニチュアダックスフンドを飼っています。

レムスは生後2カ月のときからハリー・ポッターに出てくる呪文について学んでいるらしく、アンナさんが呪文を唱えると、その呪文の内容に沿った動きを見せてくれるとのこと。

実際の映像をとらえた動画がYouTubeとインスタグラムに公開されているのですが……なるほどたしかに、呪文のとおりに動いてるっ! 

【ちょ…ぜんぶ覚えてるとか、すごくない!?】

例えばYouTube冒頭では、「麻痺せよ」という意味を持つ「ステューピファイ!」という呪文を唱えているのですが、これを聞いたレムスは即座に “伏せ” の体勢へとシフト。

続いて「浮遊せよ」という意味を持つ「ウィンガーディアム・レビオーサ!」を唱えると、上半身を浮かせるべく、上手に2本足で立って見せてくれているんです。

そのほかにも、「アバダ・ケダブラ(息絶えよ)!」と唱えればくるっと回って倒れるし、「アセンディオ(昇れ)!」と唱えれば階段を昇るなど、呪文通りに動き続けるレムス。

動画には『ハリー・ポッター』シリーズに出てくる呪文が合計17個も出てくるのですが、その内容をすべて覚えているうえにちゃんと実践できているから、あまりの頭の良さに唸らざるを得ないんですよね……!

【教えた飼い主さんもゴイスー】

それと同時に、『ハリー・ポッター』の呪文をわざわざワンコにもできる芸に置き換えて、イチから教え込んできたアンナさんの根気強さにも驚かされるばかり。

階段を降りるように指示する「ディセンド(落ちろ)!」や、「アクシオ・ボール(ボールよ来い=ボールを持ってきて)!」などは、呪文自体が短くてキャッチーだし教えやすそうなので、愛犬と一緒にやってみると楽しいかも!

【「肥大せよ=ご飯を食べて」!?】

ちなみに見ていてクスッと笑ってしまったのは、「エンゴージオ(肥大せよ)!」「アグアメンティ(水よ)!」、そして「サーペンソーティア(ヘビよ出よ)!」という呪文に対しての、レムスの振る舞いです。

「エンゴージオ!」と言えばご飯をモグモグと食べ、「アグアメンティ!」と言えば、そそくさとおしっこをするような仕草を見せるレムス。

極めつけは「サーペンソーティア!」に対するリアクションで、何をしてくれるのかとワクワクみていたら、ヘビのようにぺろっと舌を出したんですよ。まさかモノマネで対応してくれるとは思わなかったから、不意打ちすぎて胸がキュンキュンしちゃいましたわ~!

参照元:YouTubeInstagram @remus_the_doxie
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼おりこうさんすぎる