映画『スター・ウォーズ』シリーズに出てくるライトセーバーを使った対決が、フランスのフェンシング連盟によって、正式に競技スポーツとして認められました。

選手たちはテープで囲った円の中で戦い、ライトセーバーを相手の体に当てることで点数を上げていくわけなのですが、構え方がどことなくフェンシングに似てる~!

でもライトセーバーらしい動作も随所に見られるので、スター・ウォーズファンにとってはたまらないのではないでしょうか。

【どんなルールなの?】

試合のルールは、AP通信のYouTubeチャンネルで紹介されています。

競技の際にはフェイスマスクやボディアーマーなどを身に着ける必要があるようで、手にする道具はもちろん、ライトセーバーそっくりのLED内蔵の剣。

試合は1対1の “3分マッチ” となっていて、時間内により得点を上げるか、先に15点先取すれば勝ち。頭か胴をついたら5ポイント、腕か足なら3ポイント、手なら1ポイントを獲得できるそう。

【光や音がでて本格的!】

剣はプラスチックの一種であるポリカーボネート製。

だから映画のように敵に大ダメージを与えることはありませんが、光や音は、「スター・ウォーズ」の世界さながらに再現。当たるたびにピシューン!と音が鳴るので、この音を聞くたびにテンションが上がることは確実ですし、つられて戦闘力もみるみる上がっていくような気さえします。

【正式競技となった理由は「若者の運動不足」】

AP通信の報道によると、若者の運動不足を解消しようと考え出されたのが、このたび発表された “ライトセーバー競技” だったそう。

たしかにこれなら、スポーツをするというよりもゲーム感覚で気軽にトライすることができそうですし、若い世代だけでなく、長年スター・ウォーズを愛し続けてきた上の世代にもウケそうな予感がしますよねぇ。

【長年の夢を叶えましょう】

この競技の“お手本” はおそらく、ルーク・スカイウォーカーやオビ=ワン・ケノービ、そしてダース・ベイダー。

映画を観ていて常々「こんなふうに戦ってみたい!」と思っていたというみなさんは、挑戦してみるといいかもしれませんよ!?

参照元:YouTubeTwitter @johnleicesterAssociated Press
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼ライトセーバーを際立たせるためなのか、照明を暗くしているところもニクイです