ドイツを拠点に活動するアニマルフォトグラファー、ウィーベック・ハース(Wiebke Haas)さんにとっての主な被写体は “馬” 。インスタグラムには躍動感あふれる馬の写真がたくさん並んでいるのですが……。

その中でひときわ目を引くのが、馬ではなく、3匹のニャンコたちの写真!

青と赤を基調としたミステリアスなライティングのもと、飛んだり跳ねたり、こちらをじっと見つめたりする様子に、気がつけば心奪われてしまうんです。

【3匹とも飼猫さんなんだって】

ニャンコたちの名前はそれぞれ、ノラ(Nora)、アントン(Anton)、ブランカ(Blanca)で、いずれも保護猫。ハースさんとそのボーイフレンドと一緒に、ひとつ屋根の下で仲良く暮らしています。

【ノラの躍動感よ】

3匹のニャンコたちはそろって個性豊かで、いつもハースさんたちを笑わせてくれるのだとか。そこでハースさんは、愛しいニャンコたちの様子をぜひともスタジオで写真に収めよう!と思い至ったんですって。

特にしましまのしっぽがチャームポイントのノラの躍動感は群を抜いておりまして、まるで “見えない何か” と戦っているかのよう。

馬の写真に勝るとも劣らない躍動ぶりで、カンフーの達人かのような動きを見せてくれているんです。

【猫たちの性格は?】

メスのノラは3匹の中のリーダー的存在で、とても賢く、人間のことが好きな “人間っぽい” 猫。なんとスペインで保護され、ドイツのハースさんのもとへやってきたのだとか!

唯一の長毛猫でオスのアントンは、優しい性格の食いしん坊。のどをゴロゴロと鳴らす音がとても大きく、いつも優しくおでこをコツンとすりつけてくるんですって。

そしてくりくりっとしたお目目が愛らしいメスのブランカは、3匹の中で一番のはずかしがり屋。遊ぶのは大好きだけど、おもちゃよりもチョウチョを追いかけるような、華のある猫なんだとか。

まさしく三者三様な猫たちが見せてくれるダイナミックなショットに、きっとあなたも目が釘付けになるはずです。

ハースさんのインスタグラムによれば、飼猫たちを被写体としたプロジェクトはこれが第1弾。今後1年かけて続けていく予定ということなので、第2弾以降も、ぜひご注目を~!

参照元:Instagram @spanishvision
執筆=田端あんじ (c)Pouch