以前Pouchでは「天皇陛下在位30年記念貨幣」や「天皇陛下御即位記念貨幣」について取り上げましたが、今回ご紹介するのは2020年の東京オリンピック・パラリンピックを記念した千円銀貨幣や百円クラッド貨幣

2018年から4回に分けての発行が始まり、もうすぐ第2次発行分が登場予定ですが、どれも図柄が凝っていてオリンピックやパラリンピックへの期待が高まるものばかりなのです。

【東京2020オリンピック競技大会記念貨幣】

「東京2020オリンピック競技大会記念貨幣」の第2次発行分は、千円銀貨幣と百円クラッド貨幣が発行されます。

千円銀貨幣の図柄は片面が陸上競技、バドミントン、野球の3種類。もう片面は「東京2020オリンピック競技大会エンブレムとソメイヨシノとイチョウの葉」で全種類共通の図柄となっています。

百円クラッド貨幣の図柄は空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン、ウエイトリフティングの5種類。もう片面は「東京2020オリンピック競技大会エンブレム」で、こちらも全種類共通の図柄です。

【東京2020パラリンピック競技大会記念貨幣】

いっぽうの「東京2020パラリンピック競技大会記念貨幣」の第2次発行分のほうも、千円銀貨幣と百円クラッド貨幣があります。

千円銀貨幣のほうは片面が「水泳」でもう片面が「東京2020パラリンピック競技大会エンブレムとソメイヨシノとイチョウの葉」の図柄。

百円クラッド貨幣のほうは片面が「ゴールボール」でもう片面が「東京2020パラリンピック競技大会エンブレム」の図柄になっています。

【今後、第3次、第4次まで予定】

競技種目がそれぞれデザインされた貨幣は、2020年にひかえた一大イベントを記念するにふさわしいデザイン。千円硬貨はすでに予約申込受付期間を終了していますが、百円クラッド貨幣は、2019年7月から金融機関の窓口で額面価格により引換えを行うそう。(発行日については2019年6月頃発表予定)

今後も第3次発行分、第4次発行分まで予定されていますので、興味を持った方は随時、造幣局や財務省からの発表等をチェックしてみてくださいね。

参照元:造幣局
執筆=鷺ノ宮やよい (c)Pouch