日本ではマスク不足が深刻な問題になっていますが、今海外で注目を集めているのが “マスクをしていないように見えるマスク”

通常マスクをすると、顔の下半分が隠れてしまいますよね。ところが今回紹介するマスクは、表面に “顔の隠れた部分” がプリントされているため、マスクをしていないように見える……ということなんです。

【マジでリアル】

半分冗談、半分本気で作られたという、マスク作成サービス「Facial ID Respirator Masks」はアメリカ合衆国労働安全衛生研究所の規格をクリアしたN95マスクに顔半分を印刷するというもの。

現在は開発中の段階だそうですが、顔認証システムをクリアできるクオリティーを目指しているとのこと。

マスクを見慣れている私としては、一瞬「なぜ……」という感想が浮かんでしまいましたが、公式サイトの説明によると、マスクを着用していると顔が隠れてしまって、携帯電話の顔認証ができない……というのが開発のきっかけのよう。

【顔写真をアップするだけ】

作成方法は簡単で、ユーザーはウェブアプリを介して顔写真をアップロードするだけ(自然光がベストとのこと)。

写真をもとに、天然染料で作られたインクでマスク表面にプリント加工を施してくれるほか、マスクのゴムの色も肌のトーンに合わせてくれるのだとか。

【透明のマスクかと思った…】

ホームぺージにはマスクを着用した写真が掲載されているのですが、まるで透明なマスクをしているかのよう!

このクオリティーを再現できるのなら、顔認証システムをラクラク突破できるのではないでしょうか。

価格はマスク1枚あたり、40ドルほどを予定しているそう。このマスクが欲しい!というみなさんは、ホームページからメールアドレスを登録。ローンチされ次第お知らせが届くそうなので、そのときを気長に待ちましょう~!

参照元:Facial ID Respirator MasksTwitter @djbaskin
執筆:田端あんじ (c)Pouch