新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、近頃ネットで人気が爆発している妖怪がいます。

その妖怪の名は「アマビエ」。 “疫病が流行したときに描かれる妖怪” だと言い伝えられているよう。

半魚人のような独特の姿もあいまって、新型コロナウイルス流行の終息を願い、アマビエの絵をSNSに投稿する人が後を絶たないんです。

そんな中、妖怪の総本山(?)ともいえる水木プロダクションがアマビエの絵を公開! これはかなりのご利益が期待できそう……!

【水木先生による「原画」です】

アマビエの絵が公開されたのは、水木プロダクションの公式ツイッター。

故・水木しげる先生の原画を撮影したものらしく、投稿には

「江戸時代、熊本の海に現れ『疫病が流行ったら私の写し絵を早々に人々に見せよ』と言って海中に姿を消した妖怪、というより神に近い……もの。現代の疫病が消えますように」

というコメントが添えられています。

【かわいいけど神々しい】

水木先生によるアマビエは、なんともいえないかわいらしさや愛嬌があって、愛さずにはいられなくなる佇まい。

けれど同時に、神々しさやありがたみも感じられるので、お守りがわりにスマホの待ち受けにしたくなります。

【彩色したバージョンも素敵です】

なお、最初に公開されたアマビエの絵はペンと墨汁で描いたシンプルなものでしたが、その後すぐに “色付き” バージョンも公開されています。

同じ原画をコピーして彩色したそうで、よりイキイキと輝いて見える……!

【絵のクオリティーを感嘆する人も】

妖怪ファンにとっては待望ともいえる水木先生によるアマビエは、ツイッターでたくさんの反響を得ています。投稿には14万を超える「いいね」が寄せられていて

「神々しいです。ありがたいです」
「可愛いくて妖怪に見えないですが、願います。コロナウィルス撲滅!!」

といった具合に、コメントもたくさん寄せられています。また絵のクオリティーを絶賛する声も多く

「アマビエもすげぇが、背景の点画もすげぇ」
「これほど完成度の点描画は他に知りません」

という意見が集まっていました。

みなさんおっしゃるとおり、すばらしい仕上がりに圧倒されるので、ぜひこの点にも注目していただければと~!

参照元:Twitter @mizukipro
執筆:田端あんじ (c)Pouch