人気女性誌「sweet(スウィート)」がまさかのJRA(日本中央競馬会)とコラボ。

2020年5月19日に発売された「sweet」6月号には、特別付録として「ジル スチュアート ロゴストラップつきおしゃれバッグ」のほか、ファミリーマート限定で「JRA特製 ダービーリボン」がついてきます。

2020年5月31日はいよいよ日本ダービー! ということで、競馬を愛するウマジョ目線で付録をチェックしてみましたよん。

【アクセントになるピンクのバッグ】

まずは共通付録の「ジル スチュアート ロゴストラップつきバッグ」から。

色はダスティなピンクで素材は合皮。小さめのスクエア型と金色のジルスチュアートのロゴがキュートで、今季トレンドの淡いカラーの服ともぴったり合いそう。

ジル スチュアートのロゴが大きく入った黒いストラップは短めなので、肩掛けではなく手持ちがベスト。また、ストラップは外したり、片側だけにつけることもできるのでポーチやクラッチバッグとしても使えます。

バッグのサイズ感は文庫本よりひとまわりくらい大きめで、ミニ財布、ハンカチ、ティッシュ、小さめのポーチ、携帯、文庫本でいっぱいになります。長財布やペットボトル、B6サイズの手帳はは入りませんでした。

ただ、気になるのが、外にも内にもポケットや仕切りがないこと。実用性よりもファッション性重視といった感じでしょうか。

【ダービーリボンって何?】

いっぽう、ファミマ限定の「JRA特製ダービーリボン」は赤と白のバイカラーになっていて、第87回日本ダービーのロゴ入り。後ろはクリップになっています。

そもそも競馬をやらない人にとっては「ダービーリボンってなんやねん?」ですよね。

実はここ数年、日本ダービーの日には東京競馬場で、応援グッズとして馬達が出走するゲートの枠と同じ8色のリボンが抽選で配られていて、競馬ファンにとってはこれを入手するのがちょっとしたお楽しみとなっているんです。

クリップつきなので、蝶ネクタイや髪飾り、ブローチ風に身につけてオシャレに応援できるというわけ。

競馬ファン的な楽しみ方としては応援している競走馬のマスコットにつけておめかしさせたりも……。


もし今回の付録で競馬場に行くとしたら、バッグにダービーリボンをつけ、応援している競走馬のマスコットをぶら下げてウマジョ仕様にするのもアリですね。

【ここからウマジョ目線でチェック】

しかし、このバッグは競馬場に持っていくにはどうなのか……。ウマジョのマストアイテムを中心に入れてみたいと思います。

・競馬新聞(予想に使う)
・財布(馬券を買う)
・馬券購入のマークシート
・赤ペン(予想やマークシートの記入に使う)
・携帯(配当のチェック)
・充電器&コード(充電が切れると大変)
・ハンカチ(涙をふく)

ほとんどのものは入りましたが、ネックは新聞。八つ折りぐらいに畳んでギューギューづめにすればどうにか入ったけど取り出しづらい。

そしてやっぱりネックなのはポケットがないこと。馬券購入の締め切り直前、大行列の殺気立った券売機でガサゴソと財布やマークシートを探すのは避けたいところ……買った馬券を無くさないかも心配です。本気で馬券を当てに行くのでなければよさそう。

というわけで、ウマジョ的にはあくまでもおめかし重視のコーディネートの際に活躍させたい付録かなと思いました。

【本誌のダービー特集もウマジョの間で話題に…】

余談ですが、付録と同じくらい競馬ファンの間で話題になっていたのが、sweet本誌記事内の「スウィート的 日本ダービー モデルプラン」です。

始発で競馬場までダッシュしても席が取れるかどうかすら危うい日本ダービー。レース前の15時頃には動けないほど人が多くなり、帰りの電車も長蛇の列……。

そんな過酷な実態を知るウマジョ達の間で「12時に新宿駅!? このタイムスケジュールで観戦は不可能では」と話題となったのでした。結局、今年は新型コロナウイルスの影響で無観客での開催となったのでこのモデルプランは実行できないのですが……。

そんな「sweet 6月号特別号」は通常版、ファミリーマート限定版とも税込み1080円で発売中。

今年は競馬場には行けませんが、ダービーリボンをつけて自宅観戦でも気分を盛り上げたいところです。

ちなみに私の本命◎はサリオスです。

参照元:宝島社
執筆:御花畑マリコ (c)Pouch