わたしは語学留学とワーキングホリデーを経て、台湾北部で生活しはじめて数年が経つのですが、移住してみて驚いたことがたくさんあります。
ゴミの捨て方が斬新だったり、日本でたくさん目にしていたものを台湾ではほとんど見かけなかったり、街や電車の中での雰囲気がちがったり……。
今回は実際に暮らしてみて「えっ!?」とびっくりしたことを5つ紹介します。
【1.ゴミはゴミ収集車に向かって投げ入れる!】
日本のゴミ捨ては、時間までに指定の場所に置きに行く形だと思います。でも台湾にはいわゆる “ ゴミ集積所 ” がなく、決まった時間にやってくるゴミ収集車にゴミを投げ入れるのです。
わたしが住んでいる地域は、水曜日と日曜日以外の1日に2回、午後2時頃と夜7時半ころにゴミ収集車がちょうど家の近くを通ります。その時間までにスタンバっていないと、ゴミを捨て損ねてしまうことに。
ひとたびゴミ収集車が来ると、みなが一斉に押し寄せ、ゴミを車に向かって投げ捨てていきます! 中には遠くから振りかぶって投げ入れる方もいて、来たばかりの時はその勢いに圧倒されてました……!!
【2.街中でカラスを見かけたことがない】
日本ではカラス被害に頭を悩ませている方が大勢いらっしゃると思うのですが、実はわたし、台湾の街でカラスを見たことがありません……!
山を散策中にカラスの鳴き声を聞いたことはあります。おそらく、ゴミ捨て場にゴミが放置されていないことが関係しているのだと思います。
台湾の友人たちもカラスを見たことがない方が多くて、中にはネットで検索した日本のカラスの写真を見て「かわいい~」と言っていた友人もいて、聞いた瞬間、うそでしょ!?とびっくりしてしまいました。
【3.湿度が高く、冬でも除湿機が大活躍】
日本の冬といえば乾燥していて加湿器が必須ですが、台湾は一年中湿度が高いので冬でも除湿機をまわすことが多いです。
空気がひんやりとして体感温度は低くなりますが、肌の乾燥対策にそこまで気を配らなくてよくなったのは、個人的にうれしかったポイントです。
【4.スーツ姿で出勤する人が少ない】
通勤時間帯に電車に乗っても、スーツを着ている人をほとんど見かけません。みんな服装がラフ。
夏はTシャツにハーフパンツで出勤している方も多くて、日本にいたとき服装が厳しい会社で働いてたわたしは、その自由さがちょっとうらやましくなっちゃいました。
【5.電車の中で携帯でしゃべってもOK】
日本の交通機関では携帯電話での通話はしないようアナウンスがありますが、台湾では通話すること自体は禁止されていません。ただし大声で喋らないように、話は短めにするようにといった、マナーを促すポスターなどは貼られています。
移住したばかりのころは、電車の中で楽しそうに通話している方が大勢いるその光景に、携帯でしゃべっていいんだ!とびっくりしていました。
外国での暮らしは、毎日の生活のちょっとした瞬間に驚くことがたくさん。でもその違いにふれる瞬間も、海外移住の楽しさかもしれません♪
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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