2020年10月7日にテレビ東京系でスタートした新ドラマ『だから私はメイクする』。

メイクに悩む女性たちにBAさんが寄り添いアドバイスをする……といった作品で、人気美容家の神崎恵さんがドラマ初主演しています。

第1話のテーマは「男ウケか、自分の好きなメイクか」。

好きな人ができたり、出会いの場に行ったりするときに、誰しも悩むポイントだと思うのですが、果たしてBAさんはどんなアドバイスをしてくれるのでしょうか!?

【メイクは濃いめが好き♪】

第1話の主人公は、メイク沼にハマってしまった元オタク女子・錦織笑子(元AKB48の島崎遥香さん)。

メイクに魅了されてからというもの、どんどんエスカレートしていき、今では濃いめの「ドーリーメイク」が定番です。

会社の同僚たちに「マリー様(マリーアントワネットのこと)」と陰で呼ばれるほどでしたが、笑子自身は「それだけ変われるってすごいこと!」とポジティブに捉えていました。

【ポジティブ女子の心が折れる!?】

ところが、ある日同僚に連れていかれた合コンで、自信を喪失。メイクのせいか「強そう」「1人でも生きていけそう」などと言われてしまったんです。

同僚に「男ウケのためにもっとメイクを薄くしたほうがいい」と言われた笑子。

そのとおりにしたところ、気になっている男性にも褒めてもらえたのですが……嬉しいはずなのに、心から喜べない・笑えない自分がいると感じたのです。

【「自分を好きになれるメイク」ならそれでいい】

男ウケか、自分の好きなメイクかーーーーー

悩んでしまった笑子は、評判のいいBA・熊谷すみれ(神崎さん)の元を訪ねます。

タッチアップをしてもらいながら、笑子は「初めてメイクした時の感動が忘れられないから、ありのままでいられないのかも」と吐露。

するとすみれは「誰かに褒めてもらいたい、かわいく見られたいという思いは否定されるものではない」としつつ、

「すっぴんだけが『ありのままの自分』とは思わない」
「どんな理由にせよ『自分を好きになれる』ことがいちばん大事だと思う」

と、優しく語りかけます。

その後、大好きなドーリーメイクを施してもらった笑子は、たちまち笑顔に!

「かわいくなりたい私も、かわいく見せたい私も、ひっくるめて『私』。私の価値は私が決める!」

と決意を新たにして、翌朝から再び大好きなドーリーメイクで出勤したのでした。

【すべての人に寄り添う姿勢にグッときたよ】

すみれは「メイクは、それぞれの人が『なりたい自分』になるための手段」と考えていて、だから正解はないのだとも話しています。

自分が好きなメイクを楽しむのもいいし、男ウケを重視するのもいい。

正解がないからこそ、答えは自分自身の中にあり、心惹かれるほうを選べばいいのだと訴えかけているように感じました。

メイクをするすべての人に刺さるであろう今作。次回第2話以降のおはなしも、とっても気になりますーーーっ!

参照元:テレビ東京Instagram @tvtokyo_make
執筆:田端あんじ (c)Pouch