フランスで暮らしていると「マジですか!?」と、驚くことがいっぱい。日本では知ることのなかった事柄が、日常のあちこちに転がっています。それはもう、ネタの宝庫!

そんなわけで、南仏暮らしの中で見つけた、おもしろいことや意外なモノをどんどんお伝えしていきます♪

本日はフランスで生活して驚いた「大人用の歯ブラシが大きすぎる」という問題について……。

【大人用の歯ブラシヘッドが大きすぎる】

フランス人の夫の歯ブラシを見て、いつも感じることがあります。それは「ヘッドがデカい!!」ということ。夫はあごがシャープな小顔なので(うらやましい!)、その歯ブラシでは奥歯の奥まで磨ききれないのでは……と常日頃から感じています。

こちらのスーパーやドラッグストアに立ち寄ると、生活用品のコーナーで夫用の歯ブラシを探すのだけれど、どれもこれもヘッドが特大サイズ。男性用・女性用に限らず、大人用はヘッドが大きすぎる〜!

【フランスの幼児用サイズ=日本の大人用歯ブラシ!?】

これは一体、どうしたことか? あるとき思い立って、大人用・ジュニア用(7歳〜)・幼児用(2〜6歳)、そして日本の大人用を比べてみることにしました。

すると、どうでしょう! フランスの大人用歯ブラシのヘッドは、日本の大人用の1.5〜2倍ほどあるじゃないですか〜!!

ジュニア&幼児用はそれほどヘッドの大きさに大差はなく、そしてこれこそが、日本の大人サイズとほぼ同じ大きさでした。

【特大ヘッドで磨ききれるの?】

この事実を夫に伝えたところ「ほんとだ! 気に留めたこともなかった」、とひと言。「大きすぎると思わない? 磨きにくくない?」とさらに問いかけると、「磨きにくくはないな。ヘッドが大きいと一度にたくさんの歯が磨けるから、むしろいい気がする」という返事が返ってきました。

それにしても、なぜヘッドが大きいのか気になる。夫に聞いてみると「あごの形が違うから……かな」という、頼りない答えしか返ってきませんでした。顔の大きさと歯の大きさって関係ないのかな? 専門家に聞かないと分からない〜!

今度、歯医者へ行ったときに聞いてみよう……。

ちなみに私は、こちらの大人用歯ブラシでは奥歯まで磨ききれないので、日本に一時帰国した時に、大量買いしているほど。小顔のフランス人女性だって特大ヘッドで磨いているのに、大顔の私の歯はなぜ磨ききれないのか、本当に不思議……。

撮影・執筆:sweetsholic
Photo:(c)Pouch