プラスチックのパーツをパチっとつなぎ合わせて、オリジナルのバッグやポーチを作れるおもちゃ「パチェリエ」。本来は子ども向けのおもちゃですが、ハマってしまう大人が続出しているとSNSで話題になっています。
「自分だけのオリジナルのデザインが作れて楽しすぎる」
「針や糸を使わないので、簡単で安全」
SNSでは、自分の推しキャラクターをイメージしたデザインの「痛パチェリエ」を作って楽しんでいる方もたくさん!
もともと手芸やおもちゃが好きな私は、子どもだけでなく大人もとりこにしているパチェリエの魅力を探るために、実際にパチェリエを作ってみることにしたのですが……めちゃくちゃ楽しかったです♡
【そもそもパチェリエとは?】
今回購入したのは、ペンケースやパスケースが作れる「パチェリエかわいい開発部」(税込み5500円)。
パチェリエからはパーツがあらかじめセットになったキットや、パーツが単品でも販売されていますが、今回は初めてのパチェリエということで小物がたくさん作れるキットを選んでみました。
中にはぷくぷくしたやわらかいピースが13種類、ピースをつなげるためのジョイントが8種類、そのほかにもリボンやチェーンなど、さまざまなパーツが入っています。色とりどりでかわいい……♡
これらのパーツを自由に組み合わせてオリジナルのバッグやポーチを作れるのが「パチェリエ」。かわいい色のパーツを手にしただけでも、童心に返ってワクワクしてきました……!
【まずはパスケース作りで基本を覚えます!】
まずは説明書通りに、小さくて簡単そうなパスケース作りに挑戦してみることにしました。
小物を作るときにには、展開図にそってピースを並べていきます。展開図は実物大なのでとっても簡単!
並べたピースをジョイントでパチっとくっつけていきます。
フタや見せポケットなどのパーツは、重ねたらリボンでつなげていきます。
全てのパーツを説明書の指示にしたがってくっつけたら30分ほどでパスケースが完成しました。すっごく可愛いです……♡
どこか懐かしいおもちゃっぽさと、夢かわいいカラーが私の心の中に眠っていた女児を一気に目覚めさせてしまいました。
【大人のパチェリエ、作ります!】
心の中の女児が覚醒してしまった私は、エンジン全開。「自分だけの実用的なアイテムをパチェリエで作りたい!」と燃え上がってしまいました。
パスケースを作ったことでパチェリエの仕組みや作り方を理解できたので、付属の展開図をアレンジしてどんどん作ってみましたよ〜! どれも制作時間は40〜60分ほどです。
<ペンスタンド>
カラフルなピースを組み合わせてペンスタンドを作ってみました。
「Pacherie」のロゴが入ったゴールドピース&キラキラの宝石のようなジョイントをデザインのポイントにすると、華やかで大人でもときめいてしまいます。
<シルバニアお出かけポーチ>
次に作ってみたのは、大好きなシルバニアファミリーを入れるためのお出かけポーチ。クリアピースを使って、中に入れたお人形が見えるようにしてみました!
パチェリエ×シルバニアファミリーのコンビネーションは最高に可愛くて、心の中の女児が大喜びしています♡
<コスメポーチ>
コインパースとペンケースは、コスメポーチとしても使えるサイズ感でした。
ペンケースはマスカラやアイライナーなどの細長いアイテムやファンデーションもINできます。
コインパースはリップや目薬など、小さめのアイテムをしまうのにぴったり!
リップなどをさっと塗るとき便利なように、裏面は見せポケットの中にミラーを入れてみました。
こんなふうに自分好みのアレンジができるのも楽しすぎます!
「パチェリエかわいい開発部」では6つほど小物を作って遊ぶことができました。
ちなみに、折り目のパーツは跡がついてしまうかもしれませんが、パーツは何度でもつけ外しできます。基本的には全部分解して新しいデザインや形に作り直すことも可能です。
【結論:むしろ大人が夢中になる!】
あくまでもおもちゃなのであまり重たいものは入れない方がいいかもしれませんが、ジョイントがしっかりピースを固定してくれるので、日常で使うレベルなら充分な強度はありそうです。
懐かしくて可愛い。自分の好みにデザインや形をアレンジできて、しかも実用的なパチェリエに、大人の私もすっかりハマってしまいました!
今後は単品パーツも追加購入して、より自分の「好き」を詰め込んだパチェリエを作りたいなと思っています。
お子様へのプレゼントにおすすめなのはもちろんですが、個人的には、むしろ大人の皆様に自分へのプレゼントにしてほしいです!
他人に気を使うことなく、夢中になって自分だけのデザインを考えてそれを形にする時間は、大人になってからもすごく楽しいひとときでした。
安価なものでは1600円くらいから、色々なパチェリエキットが販売されているので、「私もやってみた〜い!」と思った方は、ぜひぜひ童心に戻って楽しむ時間を自分にプレゼントしてみて下さいね。
参考リンク:パチェリエ
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch
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