お笑いコンビ・ラーメンズの小林賢太郎さんがパフォーマーとしての活動を引退しました。
2020年12月1日に公式ツイッターを更新し、表舞台から退いて、裏方・作り手として新たなスタートを切ることをコメント。
発表されるや、ネットでは小林さんが裏方に回ることで「ラーメンズをもう見れないのか……」と嘆くファンの声で溢れました。
ラーメンズのYouTubeチャンネルには、これまで上演されてきた舞台動画が公開されているので、この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。
【ラーメンズの舞台は「お笑いと演劇の中間」】
お笑いコンビの中でも、カリスマ性があり、異質な存在だったラーメンズ。
近年の活躍の場は「舞台」。シンプルな舞台装置の中で繰り広げられる独創的な世界観は「お笑いと演劇の中間」とも言われており、有名人でファンを公言する人も多数。
人気のため、チケットの入手が困難なことでも知られていました。
ラーメンズとしての本公演は2009年に上演された舞台『TOWER』が最後。
それ以来、コンビとしての活動がほぼないままの引退となり、ラーメンズファンはショックを受けているようです。
【100本を一気見できる】
YouTubeのラーメンズ公式チャンネルでは、『TOWER』までの厳選コント100本が公開されており、一気に観ることができます。
カタコト&めちゃくちゃな都道府県の解説で人気の『不思議の国のニポン』や、「ギリギリギリジンジン♪」というフレーズが頭から離れない『路上のギリジン』。
宮沢賢治『銀河鉄道の夜』のパロディー『銀河鉄道の夜のような夜』など、ファン人気の高い作品がずらりとラインナップされています。
【「採集」が怖くて好きです】
中でも個人的に好きなのは、夜中の体育館を舞台にした『採集』。
プチ同窓会のような和やかな空気から一変、どんどん不穏さが増していき、最終的にはホラー展開になっていく様は必見です。
タイトルの意味を知ったとき背筋がヒヤリ(むしろゾワリ)とするし、改めて見直すとたくさんの伏線が張り巡らされていることに気づいて、さらにゾワゾワしてしまうはず……!
【多くの人を魅了したラーメンズの世界】
ラーメンズならではの表現力で、多くのファンを魅了してきたふたり。
動画を観れば、なぜそこまで人々の心を掴んだのか、肌で感じるのではないかと思います。
ちなみに、動画再生によるすべての広告収入は日本赤十字社に寄付されます。
参照元:YouTube、Twitter @kkw_official
執筆:田端あんじ (c)Pouch
▼『不思議の国ニポン』
▼『路上のギリジン』
▼『銀河鉄道の夜のような夜』
▼『採集』
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