2021年4月24日に日本テレビ系で放送された『コントが始まる』第2話。

今回行われたのは「第1話の伏線回収」。潤平(仲野太賀さん)と瞬太(神木隆之介さん)の視点から、マクベス結成の裏側が描かれました。

ネットで話題になっていたのは、里穂子(有村架純さん)が図らずもオタク知識を披露してしまう場面。

オタクを題材にした他作品よりもオタクの描写がリアルだと、共感する人が後を絶たなかったんです……!

【第2話あらすじ】

マクベスの解散を決めた春斗(菅田将暉さん)は、マネージャー(中村倫也さん)に呼び出されて、解散を撤回しろと説得されます。

いっぽう潤平は、恋人のなつみ(芳根京子さん)にこれ以上苦労をかけたくないと、解散への決意を新たにしていました。

瞬太は解散について何か思うところがあるようですが、口には出しません。

ただ、28歳の誕生日を目前に控えて、心の中で “ある決意” をしているようで……!?

【潤平目線と瞬太目線で展開】

前回第1話は春斗&里穂子目線でお話が進行しましたが、今回の主役は潤平と瞬太!

潤平目線の前半では、春斗にコントをやろうと持ち掛ける前に、他の同級生2人に声をかけていたことが明らかに。

しかも同級生のうちの1人は瞬太(!)で、のちにこの事実を知った春斗と大喧嘩に発展してしまいます。

瞬太目線の後半では、27歳で亡くなった父親の影響で「27歳までしか生きない」と決めていたこと、また高校時代に1度死のうとしていたことが判明。

1度目の自殺未遂から瞬太を救ったのは、ほかならぬ春斗

その後も春斗は、孤独だった瞬太をマクベスに引き入れており、こうした過去の経験から瞬太は確信するのです。

春斗は誰かの願いや望みをかなえてくれる人なんだ」、と。

【コントのアドリブがエモすぎる…】

春斗と仲違いしてしまった潤平は、コントの中で春斗に謝ろうと決意。アドリブで「あなたを選んでよかったわ」と口にします。

2人の仲違いの原因は「潤平が春斗を3番目に選んだこと」。

けれど潤平は、春斗を選ばなかったのではなく「誘っても引き受けてくれない」と思い込んでいただけ。コンビ結成後も「自分の選択は間違ってない」と確信していたんです。

そんな思いをすべてこめた「あなたを選んでよかったわ」は沁みる……(涙)。

なお、このシーンでは瞬太もアドリブで応戦しており、同じく春斗に「命を救ってくれてありがとう」と告げているんです。

2人にとって、春斗は特別な存在。そしてそれは春斗も同じで、やっぱりマクベスは解散しちゃいけないと思うの!!!!!

【里穂子は全オタクの代弁者!?】

ちなみに……ネットで話題だったのは「里穂子がオタク知識を披露してしまう」場面

瞬太がプロゲーマーだった頃のインタビュー記事を読んでいたり、潤平が自分の身の上を明かさず公開していたブログを発掘(!)していたりと、行動がリアルなオタクそのものだったんです。

また里穂子は、どんなに距離が近づこうとも「推しとファン」の関係性を崩そうとせず、マクベスのメンバーに対してはずっと敬語

こうした描写が視聴者の心をつかんでおり、

「オタクあるあるでわかりみが過ぎる」
「学生時代のインタビュー記事だけじゃなくて4年前のブログの内容持ち出してくる中浜さん(※里穂子)めちゃくちゃオタクで笑うwww」

といった声が寄せられていました。

実際のところ、里穂子は瞬太に「嬉しいけど気持ち悪い」と言われてしまったけれど、私はオタクの1人として里穂子に共感しかありません。

だからお願い、気持ち悪いって言わないで……春斗もドン引きしないであげて……!

参照元:日本テレビInstagram @conpaji_ntvTwitter @conpaji_ntvTwitter検索 #コントが始まる オタク
執筆:田端あんじ (c)Pouch