先日韓国の友人と韓国料理について話していたときのこと。

「いま韓国で『ロゼトッポギ』が流行っている」と、耳慣れない料理の名前が飛び出しました。ロゼトッポギ??

聞けば「ピリ辛アツアツのトッポギ鍋に、甘い生クリームもりっもりかける料理」だというではないですか……。

正直なことろ「SNS映え100%でヤバい味なんじゃないの」……と思ったのですが、実際に作ってみると食べ終える頃には「明日にでもまた作りたい」と思うほどに中毒性のあるウマさでした。

というわけで、韓国の友人にアドバイスをもらいつつ、レシピを作ってみましたよー!

【ロゼトッポギってなに?】

そももそ「ロゼトッポギって何なの?」と思う方も多いはず。

なんでも韓国で昨年からじわじわと盛り上がってるトマトベースのクリーミーなトッポギだそう。

ロゼの由来は、トマトソースと生クリームが混ざるとローズ(ロゼ)色になるというところから来ているとか!?

【材料】(2人前)

材料が多く感じるかもしれませんが……試す価値はあるので及び腰にならず、ぜひそろえてみて欲しいです!

トッポギ…300g

ウィンナー…4-5本

玉ねぎ…中サイズ1個

にんにく…1片

きのこ類…お好みで

スライスチーズ…1枚

オリーブオイル…大さじ2

生クリーム or ホイップクリーム…お好きな分だけ

<スープの素>

★コチュジャン…大さじ2

★牛乳…200㏄

★トマトソースまたは無糖トマトジュース…200㏄

★塩…小さじ1

【作り方】

1. 下準備

・トッポギを水に漬ける

・材料を切る

・★の材料を混ぜてスープの素を用意

スープの素は煮詰めた時に辛くなるので、激辛好きさんも「ちょっと辛いかな?」レベルで止めておいた方が良いです。

2. 強火で一気に作っていきます!

フライパンにオリーブオイルとにんにくを加え、強火にセット。

トッポギ、ウィンナーなど、他の具材を加えます。

炒める目安はトッポギに少し焦げ目がつくまで。ここでフライパンにこびり付くようなら追いオイルを

そこに混ぜておいたスープの素を投入!

3. 煮詰めて辛さを調節

ソースに粘度が出てくるとマグマのように飛び散るのでお気を付けくださいませ。

火を止めたらチーズをのせて余熱でとかします。このチーズが味にコクが出るポイントです。

4. 仕上げ

ホイップクリームを「これでもか!!」ってくらい、もりもりに盛って完成です♡

彩りをプラスするために、仕上げにカイエンヌペッパーもふりかけてみましたよ。

上にのせたもりもりのクリームは、鍋の熱さで溶けていくので写真を撮るときはお早めに!

トッポギにチーズが絡んでとろとろに。

クリームとチーズが溶けきるとこんな感じです。ローズ色ではないかも……。

【クセになる味】

お味はというと……ウマ辛のコクがあって箸が止まらないくらい美味しいです。

不思議だったのが、だしの素的な調味料を入れなくてもチーズが良い仕事をしていてめちゃコクのある味に仕上がること!

甘いクリームをかけるので気になっていた「辛いvs甘いの戦い」は“辛い”がやや優勢でした。

でもクリームで辛さがかなり中和されるので、辛いのが苦手な方でも美味しく食べられると思います。

もちもちのトッポギと、とろとろのソースに絡んでクセになる味♡

SNS映えだけでなく、たしかな美味しさがそこにはありました……!

日本で流行る日も遠くないかもしれないので、ぜひ先取りで試してみてはいかがでしょうか~♪

レシピ・撮影・執筆:香月実穂
Photo:(c)Pouch