韓国といえばスーパーで見かける辛ラーメンをはじめ、辛いインスタント麺が種類豊富! そんな中、先日見つけたのは「閻魔大王ラーメン」なる商品。
なんと「世界イチ辛いラーメン」という触れ込みなのです……。
そうと聞いたら、激辛好きの血が騒ぐ〜!
いったいどれほどの辛さなのか、真相をたしかめるべく我々はアマゾンの奥地へ――と見せかけて、行かずともネットでサクッと注文。
今回も数々の激辛グルメに体当たりしてきた激辛ハンターやよいがレビューします!
【食べる前からヤバい雰囲気ただよってる!】
まずは触れずにはいられないのが、このパッケージ。
燃え盛る炎の奥には閻魔大王の不気味なシルエット。宙には唐辛子が舞っているというインパクト満点のビジュアルになっています。
そして……出たーッ! 「the spiciest in the world(世界で1番辛い)」の文字!!!!
「世界イチ辛いラーメン」という触れ込みはどうやら本当みたい……。
【鼻を近づけただけなのに】
袋を開けると中には麺、かやく、粉末スープが入っています。
お鍋に550mlの水とかやくを入れて沸騰させ、麺と粉末スープを入れ、4分30秒煮込めばできあがり。
スープを入れる前に麺を口にしてみましたが、まったく辛さはなし。そこで、粉末スープの袋に鼻を近づけてみたところ……むせて咳き込んだ!
これはいけない。この粉末スープ、さすが溶かすだけで激辛ラーメンに一変させてしまうだけある。ちょっとした殺傷能力あるんじゃないかって思わせる程度にヤバいです。
ドキドキしてきましたが、実際に食べてみましょう……。
【スープの激辛ぶりが卒倒レベル!】
麺をすすろうとした時点で、まずはゴフッ。吸い込んだ湯気がすでにピリピリしていてむせ返りました。
先ほども言ったように麺自体に辛さはなくとも、スープが絡んだ麺はじゅうぶん激辛に。
やはり、なんといってもこのスープが凶暴です。唐辛子そのものの辛さが凶器のように口の中で暴れまわる……!
辛さを通り越してむず痒いような感覚に襲われ、頭がクラクラしてきます。
たしかにこれは数々の激辛を食べてきた私からしても、文句なしに最高クラスの辛さ。インスタント麺に限っていえば、これhはトップかも……!!
【「世界一辛い」は本当?】
しかし、です。「世界一辛い」という点ではどうなのか。
辛さのバロメーターであるスコヴィル値を見てみると、閻魔大王ラーメンは2万1000SHU。
これでも驚くべき激辛レベルですが、たとえば日本の激辛カップ麺の最高峰ともいえる獄激辛シリーズのスコヴィル値は45万5000SHUとされています。
数字だけ見れば、獄激辛シリーズのほうが圧倒的に上ということに……。
ただし、閻魔大王ラーメンのスープは味噌やソースなどのフレーバーはつけずに、唐辛子の辛さのみをただただ前面に押し出しているのが特徴。そのため、唐辛子の刺激が非常に直接的です。
私個人の体感としては、閻魔大王ラーメンも獄激辛シリーズも同等程度の辛さに感じました。
他の激辛好きさんはどのような感想を持つのか……ぜひとも知りたいです!
閻魔大王ラーメンは楽天やQoo10などの通販サイトで販売中。私はQoo10で1セット(3袋入り)1455円で購入しました。
日々、より辛いものを探す激辛好きさんにとってはチャレンジしがいのある激辛インスタント麺。しっかり心構えをして、ぜひ試してみてください!
激辛度 ★★★★★★∞
唐辛子度 ★★★★★
おいしさ ★★★★☆
撮影・執筆:激辛ハンターやよい(鷺ノ宮やよい) (c)Pouch
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