31歳、OL、副業ライターのわたしは、朝4時半に起きる生活を1年続けて、生きるのがラクになりました。そんな「4時半起き生活」の魅力やコツを全5回でお伝えしていく本連載。
朝4時半に起きています、と言うと必ずと言っていいほど聞かれるのが……
「朝4時半から何をしてるの?」ということ。
わたしは朝起きてからやることを「タスク」として決めてしまっています。
2回目は、今やわたしの朝の時間に欠かせない「タスクリスト」のお話です。
【朝4時半から何をしてるの?】
起きたらまず顔を洗って、お湯を沸かして……そうした「朝やること」をノートにあらかじめ書き出しておいて、上から順番に淡々とこなしていくのが、わたしの朝の過ごし方です。
「タスク化してこなしていく」と言うと、なんだかストイックなイメージですが、実はなにかとダラけてしまいがちなわたしにこそ、ぴったりな仕組みでした……!
【はじめて作った「タスクリスト」】
4時半起きの生活をはじめるにあたって、お手本にしたWEBサイト「朝の創作メソッド」。
そこに紹介されていたのが、やりたいこと、やらなければならないことを習慣化するための「タスク化」です。
スマホアプリやPCで管理する方法もあるようですが、わたしはアナログなものが好きなので、方眼のノートで管理することに。
新しいノートの1ページ目に「朝の時間にやりたいこと」を書き出していったのが、わたしの「タスクリスト」のはじまりでした。
実は、初めてつくったタスクリストのことを思い出すのはちょっと恥ずかしいんです。
「早起きするぞ!」という勢いだけであれこれと詰め込みすぎ……!
ノートには、「できなかったこと」を示す×だらけ。なぜ、自分でやると決めたことすら満足にできないんだろう?と落ち込んだものでした。
【わたしによる、わたしだけのためのタスクリスト】
が、本当に大事なのはここからでした。
「これはなぜできなかったんだろう?」
「なぜこれをやろうと思ったんだろう?」
タスクの順番やタイミングが悪かったのかもしれない。「それをやっている自分」に夢を見ていただけで、本当は必要ないタスクだったのかもしれない。
そんなことを考えて組みなおしていくうちに、毎日無理なく続けられる、かつ、わたしに必要なタスクだけが並んだ「わたしによる、わたしだけのためのタスクリスト」になっていきました。
【「タスクの見直し」=「自分を知ること」だった!】
そうやってタスクリストをアップデートさせていくことで、なんと31年間(!)気が付かなかった自分のいろいろな部分を知ることができました。
意外と身体を動かすのが好きなこと。何も決めていないとダラダラしてしまいがちだけど、「決めたことを順番にこなしていく」のは気持ちいいと感じること。など、など。
そんなふうにタスクリストを通じて自分を知ること、それが「生きやすさ」の第一歩だったんです。
タスクリストをつけているノートには、×だらけのページもあれば、投げ出したくなって、途中で終わっているページもあります。
それでもこのノートは、「わたしってどんな人間なんだろう?」という歴史がつまった、わたしの宝物になりました。
参考リンク:「朝の創作メソッド」
撮影・執筆:今日子
Photo:(c)Pouch
▼ちなみにわたしが一番大事にしているのは、記事のライティングを朝の頭がスッキリしている時間帯に持ってくること。朝こそ重めのタスクをこなすのに最適なのです!
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