2022年1月12日発売の雑誌「sweet2月号」の付録に「DAISY DOLL by MARY QUANT
(デイジードール バイ マリークヮント)縦型マルチポーチ&メイクブラシセット」
が登場します。

淡いピンク色のセットは、ひとめぼれしちゃうかわいさです♡

でも、メイクブラシマニアの私にとって重要なのは「メイクブラシとして優秀かどうか」。

ということで、編集部に届いたサンプルで実力をチェックしてみました!

舞台女優&ブラシマニアゆえに、かなり厳しい目線でのチェックになってしまったことをあらかじめお伝えしておきます。

【見た目は100点満点】

まずは見た目をチェック! ピンクのブラシはとにかくかわいいです。

公式サイトによると、フェイスパウダーやチークに使えるとのこと。ナナメカットで丸みのある毛先です。

手触りもチクチクせず、ふんわり♡

軸も持ちやすく、ヴィジュアルや手触りは文句なしの合格です!

【実力は!?】

さっそく、実力を検証していきます。

手持ちのブラウンチークを<付属のブラシ・今回の付録ブラシ>で塗って比べてみると……もともと付属していたブラシよりも、やや薄づきの仕上がりに。

チークは濃くつきすぎるとおてもやんのようになってしまうので、やや薄づきになるほうがベター。

今回の付録ブラシ、なかなか優秀なのではないでしょうか……!?

【パウダーとの相性あり】

念のため、ブラシによる違いが出やすいハイライトでも<付属ブラシ・今回の付録ブラシ・熊野筆>の3つのチークブラシで塗って比較してみました。

まず、ハイライトに元々ついていた<付属ブラシ>は論外ですね。ドカッと粉がついてしまうので、せっかくのキラキラがただの白くラメラメした粉に見えてしまいます。

<熊野筆>はさすが! 一見薄づきですが、肌そのものがふわっと発光しているような絶妙なハイライト加減にあっぱれです。

そして<付録ブラシ>は、かなりの薄づきできらめきが足りないような気がします。

ハイライトは薄づきでふんわりのせるのが理想だと思っているのですが、どうやら付録のブラシはラメ感はひろいにくいようです。

【小さな残念ポイントが…】

使ってみて惜しいな〜と感じたのが、ブラシの色。

コスメの色がうつるのはブラシの先。でも、このブラシは根本がピンクで先が白。ということは、白い部分がどんどんコスメの色に染まっていくことに……。

1回チークを使っただけでもかなり色がついたので、個人的には根本が白で先がピンクだったらよかったのにな〜と感じました。

【ケースはマルチに使えます】

マルチポーチは縦型で、メイクブラシケースとしてはもちろん、ペンケースとしても使えます。

ただし……

・背の高いブラシを入れるとフタが閉まらない(縦は約17cm)
・背の低いブラシを入れると取り出しにくい
・何本かブラシを入れると、目的のブラシがわかりにくい

となってしまうので、個人的にはブラシケースとして日常使いするにはやや難ありと感じました。

しかしデザインは可愛いので、普段はあまり使わないブラシやスペアを保管しておくために使おうと思っています!

【ブラシ入門にはアリ】

パウダーの種類によって相性がありますが、かわいいデザインなので持っているだけでテンションが上がるブラシなのは間違いありません。

ブラシには透明カバーが付属しているのも、ポーチが汚れないので嬉しい心遣いです。

お値段は税込み980円とプチプラなので、メイクブラシ初心者さんの入門編にはぴったりですよ〜!

参考リンク:宝島CHANNEL
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch