ここ数年、プラスチックごみ削減に取り組み続けている『スターバックス』。

このたび新たに発表したのは、4つの施策!

使い捨てカップ、リッド(蓋)、カトラリーを減らすため、環境配慮型素材への切替やリユース促進を行うそうなんです。

いつどこで行われるのか、さっそくチェックしていきましょうっ!

【4つの施策をチェック】

スタバが世界規模で取り組んでいる目標「2030年までに廃棄物を50%削減する」に向けて行われる新しい試みは次の4つ。

1. アイスビバレッジの店内用グラスでの提供
2. アイスビバレッジのリッドなし提供
3. カップ循環プログラムのエリア拡大
4. リユーザブルカトラリーと100%植物由来素材のカトラリー提供

4つめのカトラリーに関する項目以外は、一部店舗のみで実施中です

【使い捨て→店内用グラスへ】

2022年4月18日からは、国内スタバ106店舗にて「アイスビバレッジの店内用グラスでの提供」をスタート。

フラペチーノを含むすべてのアイスビバレッジ(ショート、トール)を店内利用する場合、樹脂製のグラスで提供します。

一部の店舗では、グランデ&ベンティサイズの提供も可能。なお、希望すれば使い捨てカップでの提供も可能とのことですよ。

【店内では「蓋なし」に】

同じく4月18日からは、国内113店舗にて「アイスビバレッジのリッドなし提供」を先行導入(※子ども用は除く)。

フラペチーノを含むすべてのアイスビバレッジを店内利用する場合、リッドをせずに提供します。

こちらは、2022年夏頃には全国展開を予定。

ただしホットビバレッジに関しては、持ち運びの利便性および、やけどの恐れがあるため、リッド付きで提供。またアイスビバレッジの場合も、希望すればリッド付きの提供も可能です。

【循環型プログラムが渋谷にも】

これらに先立って、4月4日からは、昨年秋から実証実験を行っていた「カップ循環プログラム」エリアを拡大

「カップ循環プログラム」とは、

1. 繰り返し使える貸出カップでドリンクを提供
2. 店舗に返却
3. パートナー企業で洗浄→再利用

といった取り組みで、このたび新たに渋谷の9店舗が対象となります。

【全国ではこんな取り組みも!】

さらに全国のスタバでは「リユーザブルカトラリーと100%植物由来素材のカトラリー提供」を順次スタート!

3月末頃からは、既存のカトラリーにステンレス製ヨーグルト用スプーンを導入して、リユース可能なカトラリーでの提供を徹底

3月中旬頃からは、100%植物由来&海水中で生分解する認証を取得した「Green Planet製カトラリー」をTO GO用カトラリーとして導入するということです。

最寄りの店舗に立ち寄った際に、チェックしてみるといいかもしれません。

<カップ循環型プログラム実施店舗 ※渋谷>
渋谷公園通り店/渋谷パルコ店/MIYASHITA PARK店/渋谷cocoti店/渋谷モディ店/渋谷文化村通り店/神宮前6丁目店/SHIBUYA TSUTAYA店
※渋谷ファイヤー通り店はカップ返却のみ対応

参照元:スターバックスコーヒー ジャパン
執筆:田端あんじ (c)Pouch
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]