10月に入り、ハロウィンシーズン真っ只中。
去年は「マスク DE ハロウィンメイク」の提案をしましたが、今年2022年も10月の毎週金曜日に舞台女優の私目線でハロウィンメイクテクをご紹介します!
簡単で真似しやすいテクニックを中心にお届けしていきますので、ぜひチャレンジしてみて。
第3回目は「子ども顔になれるメイクテクニック」を伝授しながら、大人気アニメ「SPY×FAMILY(スパイファミリー)」のアーニャに変身します!!
【子ども顔になるメイクテクを伝授】
大人気アニメ「SPY×FAMILY」に登場するキャラクター「アーニャ」。超能力者で自称6歳の女の子で、ピンクの髪の毛がトレードマークです。
もうすっかり大人の私ですが何度も子どもを演じたことがあるので、今回はその舞台女優ならではのメイクテクニックを駆使してアーニャになりきりますよ〜♪
それではさっそく、メイクしていきましょう!
【子ども顔ポイント①チーク】
まず、ベースメイクはアーニャの髪色になじむようにピンク系の下地を使います。私が使うウィッグはイエローベースのピンクだったので、ほんのりイエローの下地もミックス!
この上からリキッドファンデ&パウダーを塗ればベースはもう完成です。
そして子ども顔になるためのメイクの重要ポイントのひとつは「チーク」! まぁるく、大きくのせると子どもっぽい印象になれます(今回は淡いピンクを使用)。
また、今回はアニメのアーニャを参考に、その上からさらに横長楕円形にやや濃いめのピンク色を重ねました。
【子ども顔ポイント②アイシャドウ】
次は子どもっぽく見せるためのアイメイクテク! こちらもアーニャの髪色になじむように、ピンクブラウン系のアイシャドウをメインに使います。
①淡いピンクを上下まぶた全体にのせる
②二重幅〜下目尻1/3にピンクブラウンをのせたら、まぶたの中央ぐらいまでぼかす
③二重幅〜下目尻1/3にブラウンをのせる
④涙袋を肌色のハイライトペンシルでぷっくりさせる
⑤ピンクブラウンのアイライナーで引き締め! 目の形に沿って、目尻はスッと自然に下げる。下まぶた1/3にも引く。
頬の長さを短く見せると子ども顔になれるので、下まぶたにもきちんとメイクして目の重心を下げることが必須です。
【子ども顔ポイント③つけまつげ&眉】
漫画のような大きな目にするには、上下つけまつげを使うのもポイント。
目が離れていると子どもっぽいバランスになるので、目尻にポイントがくるタイプを使うのがオススメです!
・上つけまつげは自分のまつげではなくアイラインの上! タレ目&離れ目になるように実際の目より目尻側にはみ出す
・下つけまつげも自分の目より少し離れた位置に
と、つけまつげの位置を実際の目より広げることで、目を大きく見せることができます。
また、眉は長いほど大人っぽくなるので子ども顔にしたいときは短めに描きましょう。またまた髪色に合わせてピンクのアイブロウマスカラを塗れば完璧!
仕上げに黒目の真下にだけホログラムをのせれば、漫画のようなキラキラっとした印象の瞳が完成します♡
【子ども顔ポイント④シェーディング&ハイライト】
最後のポイントは、シェーディングとハイライト。陰影を味方につけることで、より子どもらしい印象に仕上げます。
シェーディングは、
・「眉頭の下」→目元の印象UP
・「鼻」→漫画的なスッとした鼻に
・「あご」→子どもらしい丸顔に見せるため
に入れていきます。
ハイライトは、目の下に逆三角形に入れます。
このとき、縦長の三角形にしてしまうと目の錯覚で面長に近づき大人顔に見えてしまうので、丸顔・可愛い・子どもっぽい印象をつくるために必ず横長の三角形にしてくださいね。
ただし、もともと彫りが深くて目元や鼻がシャープな方はシェーディングを入れると逆に大人っぽい顔になってしまうので、なくてもOK。
どこまでメイクするかは輪郭やパーツの形にもよるので、どうすればより子どもらしい輪郭になるのか自分の顔を研究してみてください!
【アーニャ完成!】
最後にナチュラルカラーのリップを塗って、ウィッグをかぶれば……アーニャの完成です!
あとは思う存分アーニャになりきって楽しみましょう。
そしてアーニャコスプレをしたら個人的にぜひやっていただきたいのが、アーニャの顔芸……じゃなかった、豊かな表情をマネすること。
アーニャはおすまし顔だけでなく変な顔も含めて可愛いキャラクターなので、(すごい顔が撮れてしまうかもしれませんが…笑)表情も再現するとよりクオリティの高いコスプレになると思いますよ♪
最後に、子ども顔メイクのポイントをまとめると、
・目は大きく、離れ目にする
・眉を短くする
・丸顔を目指す
この3つを守れば、もちろんほかの子どもキャラクターにも応用可能です。
ハロウィンだからこそ、いつもはできないキャラクターのコスプレで楽しんでみてくださいね!
参考リンク:Amazon
執筆・撮影:五條なつき
Photo:(c)Pouch
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