12月の日本テレビ系『金曜ロードショー』はスペシャル月間!

2週目となる本日2022年12月9日夜9時からは、先週放送した『天使にラブ・ソングを…』の続編『天使にラブ・ソングを2』を5分拡大で放送します。

本作では、主人公・デロリスが再び “シスター・メアリー・クラレンス” となり、荒れ果てた高校で音楽を教えることに!

のちにグラミー歌手となるローリン・ヒルさんをはじめ、オーディションで選ばれた生徒たちによる歌唱シーンは鳥肌ものですよ……。

【あらすじ】

かつてクラブ歌手だったデロリスは修道院の聖歌隊を立て直したあと、ラスベガスの2流スターとして活躍していました。

そんなある日のこと、シスターたちがデロリスのもとへやってきて、「問題児だらけの聖フランシス高校で音楽教師をしてほしい」と助けを求めます。

自分の母校ということもあり、渋々ながら、シスターたちの申し出を引き受けたデロリスでしたが……高校は想像していた以上に荒れ放題!

おまけに廃校の危機にも直面しており、デロリスとシスターたちは頭を悩ませることになるのです。

【歌唱シーンがヤバい】

廃校を免れるため、デロリスが思いついたのは「音楽クラスの生徒たちで聖歌隊を作る」というアイディア。

音楽クラスは問題児ばかりでしたが、その多くが秀でた音楽的才能を持っていたため、デロリスは可能性を見出したのでした。

デロリスの見立てどおり、のちに聖歌隊が見せたステージは圧巻のひと言。圧倒的歌唱力をもつタニア、ハイトーンボイスが魅力のアーマル、ラップが得意なフランキー&スケッチなど、個性豊かな生徒たちが魅せる唯一無二のパフォーマンスは必見です。

【ローリン・ヒルの存在感よ】

曲者ぞろいの生徒たちの中でひときわ目立っているのは、当時無名でまだ10代だったローリン・ヒルさん演じるリタ。音楽と歌うことが大好きなのに、母親に反対されて悩む少女の姿を、等身大で演じています。

そんなリタが、最終的には自分の意志でステージに立ち、見事な美声を響かせる姿は絶対に見逃せません。

そしてご存じの方も多いと思いますが、ローリン・ヒルさんはのちにグラミー賞女性最多の5部門を受賞するR&B歌手となります。原石だったころの彼女を知れる貴重な作品を、じっくりとご堪能ください。

参照元:日本テレビ(1)(2)(3)Twitter @kinro_ntv
執筆:田端あんじ (c)Pouch