Hello! 海外旅行先の楽しみのひとつ、「現地の定番メニュー」を食べること。なかでも朝食は国ごとに特色があるし、何よりランチやディナーよりもお手頃価格なのがうれしいところです。

今回ご紹介するのは、アイルランド編。アイルランドに2年在住していた私・香月実穂が、アイルランド定番の朝ごはんをレポします!

こってりボリューミーなので朝ごはん……と言わず、ブランチにもおすすめですよ!

【基本のメニュー】

アイリッシュブレックファストはお店によって具材は異なりますが、基本は8種類。

ベーコン、ソーセージ、目玉焼き、プディング、ベイクドビーンズ(トマトソースで煮込んだインゲン豆)、じゃがいも料理、焼きトマト、マッシュルーム。

そこにトーストと、ドリンクがセットになっています。

\朝からなんてボリュームなんだ…!/

中でも特に珍しいのが「プディング」。甘〜いプリン……ではなく豚の内臓や豚や牛の血液入りのソーセージで、これが意外とアリなんです!

材料だけを見ると馴染みがないので抵抗を感じますが、スライスされたソーセージはカリッと焼かれて香ばしく、血生臭さは一切ありません。

ちなみに、スーパーマーケットでは色んな種類の「プディング」を見つけることができますよ!

【老舗パブで朝ごはん】

アイリッシュブレックファストを食べるために今回訪れたのは、アイルランドの首都・ダブリンにある、1867年創業の老舗パブ「Doheny & Nesbitt(ドヘニー・アンド・ネズビット)」。

市内の中心地にあり、 “THE・アイリッシュパブ” な雰囲気を感じることができるのでおすすめです。

注文したのは、「フル・アイリッシュ・ブレックファスト(Full Irish Breakfast)」 13.50ユーロ(日本円で1944円)。朝食と言われると少々高い気もしますが、ドリンクやパンもセットになったボリューミーさご愛嬌。

なかでも驚いたのは、日本でも朝食に食べることがあるソーセージが予想外だったこと。。

「Doheny & Nesbitt」のソーセージは皮が固いっ! 

しかし、多めの油でじっくり焼かれているからか、中はもっちりな不思議な食感でハマりそうになりました。

ちなみに、アイルランドでもパブで朝食をいただきましたが、スペインと違って朝からビールを飲んでいる人はいませんでした(笑)。

【1日中注文できるところもあるよ】

こういったアイルランドの朝食はパブだけでなく、カフェやホテルでも食べることができます。お店によっては朝だけでなく1日中提供しているところもあるくらい愛されているメニューです。

店内飲食が制限されていたときには、持ち帰り用バーガーにして販売するカフェもあったんですよ♪

ボリューミー&ちょっと脂っこいメニューなので遅めの朝ごはんくらいがちょうど良いかも。腹持ちも抜群なので活力がみなぎる朝食になること間違いなしです!

満足度:★★★☆☆
満腹度:★★★★★
コスパ:★★☆☆☆

※1ユーロ:144円(2022年12月11日現在)

■今回紹介した店舗の情報

店名:Doheny & Nesbitt(英語)
住所:5 Baggot Street Lower, Dublin 2, D02 F866 Ireland(Googleマップ)
営業時間:月~水 9:00~24:30、木 9:00~翌1:00、金・土 9:00~翌2:00、日 10:00~24:30

撮影・執筆:香月実穂
Photo:(c)Pouch