2023年の干支は卯年。東京国立博物館では、うさぎをテーマにしたお正月企画が開催されます!

中でも注目なのが、VR作品『鳥獣戯画 超入門!』

昨今大人気の墨絵の絵巻物「鳥獣戯画」の世界を、詳しい解説とともにアニメーションで楽しめちゃうんですっ。

【鳥獣戯画の世界をやさしく解説】

京都にある栂尾山 高山寺が所蔵する国宝「鳥獣戯画」

平安時代後期から鎌倉時代に作られたこの作品は、今もさまざまなモチーフに使われ、現代に暮らす私たちにも広く親しまれています。

そんな「鳥獣戯画」全4巻のうち、人気の高い甲巻に主にスポットを当て、動物たちがいきいきと遊ぶミラクルワールドをやさしく解説するのがVR作品『鳥獣戯画 超入門!』

うさぎや蛙ら動物たちのコミカルな動きや表情を、臨場感あるアニメーションで楽しめます。

2021年に初公開された際は、

「作品に対しての理解が深まった」
「アニメーション形式やクイズが楽しい」

とたいへん好評だったそう。オリジナルうちわを使用したクイズも出題されるとのことで、大人から子どもまで「鳥獣戯画」の魅力に楽しく触れることができそうです!

【うさぎがテーマの作品も展示!】

VR作品『鳥獣戯画 超入門!』は1月2日から3月5日まで、東京国立博物館東洋館地下1階の「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて1日5~6回の上演です。

所要時間は約35分、各回定員90名。鑑賞料金は高校生以上600円、中学生・小学生300円です。チケットはシアター前券売機でご購入ください(当日券のみ)。詳しい情報は参照元からどうぞ!

このほか、お正月企画としてうさぎをテーマにした作品の特集を展示する「博物館に初もうで 兎にも角にもうさぎ年」も開催(1月29日まで)。VR作品と合わせて、“うさぎづくし” なひとときを過ごせますよ。

2023年も始まったばかり。うさぎ年ならではのこんなイベントで新春気分を味わうのも素敵ですね♡

※国宝「鳥獣戯画」の展示はありません。

参照元:プレスリリースミュージアムシアター ウェブサイトYouTube
執筆:鷺ノ宮やよい (c)Pouch

▼VR作品『鳥獣戯画 超入門!』告知映像

▼会場ではオリジナルうちわを使用したクイズも出題!