台北から片道約1時間でアクセスできる、台湾中部の都市「台中」。
台中では最近、なにやらレーンがあるお店がSNSを賑わせていて、予約をしないと入店できないほどの人気ぶりだというのです……!!!
しかもレーン上を回っているのはお寿司ではなく、お鍋の具材! これがすべて食べ放題で、1人鍋スタイルで自分のペースで具材を入れながら楽しめちゃうんです。
とっても気になったので、ランチに行ってきました♪
【台中の回転鍋屋さんがおもしろい】
SNSで話題のお店は「花漾轉轉鍋(フアヤンジュアンジュアングオ)」という回転鍋屋さん。台湾鉄道・台中駅から徒歩約25分の場所に店を構えます。駅からはタクシーが便利です。
店内はモノトーン調にホワイトのライトが清潔感のある内装。カウンター席に並ぶ黄色の椅子がポップで映えています♪
【注文方法をチェック】
基本のシステムは、回転レーン上を流れる40種類以上の具材や麺、ドリンク、白米、アイスクリーム4種類も食べ飲み放題です。
案内された席に着いたら、注文表からお好きなスープ、お肉、海鮮を選びましょう。
ちなみに、日本語メニューはなく中国語オンリー。翻訳アプリなどを使って頑張りましょう……!!
まずは項目1「選好湯」で好きな鍋スープを選んでチェックを入れます。「オリジナル(花漾涮涮鍋)」以外のスープは+30〜80元の追加料金が必要です。
次に、項目2「吃好肉」で、好きなメインのお肉を選んでチェック。
お肉も食べ放題にする場合は項目2にチェックを入れず、項目3の「吃好飽」で食べ放題にしたいお肉や海鮮のランクを選びましょう。さらに海鮮やお肉などの具材を追加したい場合は、項目4の「加好料」の中から選んでくださいね。
すべての記入を終えたら、カウンターでお会計を済ませましょう。会計は現金のみです。
今回私は、スープはオリジナル、メインのお肉を「豚肉肩ロース(梅花豬)」(229元)にし、サービス料10%プラスで合計252元(約1134円)でした。
ちなみにこのメニューは平日ランチ(11:00~17:00)限定で、ディナータイムや休日よりも60元(約270円)ほどお得に楽しめるのでおすすめです♪
【食べ飲み放題の準備をしよう!】
注文を済ませたら、つけだれやドリンク、ご飯などを取りに行きましょう!
ドリンクは冬瓜レモン、微糖紅茶、ハチミツウォーター、水の4種類が飲み放題です!
ちなみに、ご飯には「瓜子肉(グアズロウ)」という、きゅうりの醤油漬け入り豚そぼろをかけていただくのがおすすめですよ♪
【準備ができたらスタート!】
さて、飲み物やつけだれを準備して、席に鍋とお肉が運ばれてきたら回転ひとり鍋スタート!
目の前の回転レールには、キャベツやチンゲン菜、きくらげやエノキなど日本でもおなじみの野菜やきのこ類。見たことのない練り物系もたくさん流れてきました(笑)。
ゆっくり流れていく具材を、トングで取って鍋に入れていく……自分のペースで好きな具材を好きなだけ入れられるって楽しい〜っ♪
鍋のスープは鰹だしがきいたやさしい味わいで、食べすすめるうちに食材の旨味がスープに溶け出ていくのもよい感じです♡
「豚肉肩ロース」もやわらかく、1皿に10切れ以上のっていて量もじゅうぶん。たっぷりの具材で、思う存分鍋を味わうことができました。
そして食後はアイスクリーム♪ 実は台湾の鍋のあとはアイスクリームを食べるのが定番で、ほとんどの鍋屋さんにアイスクリームがあるんですよ。
【事前予約がおすすめ】
回転鍋屋という珍しいスタイルなうえ価格もリーズナブルということもあって、同店は予約必須の人気店。予約は公式Facebook等にリンクが貼ってある、予約専用サイトで行います。
まずは「立即定位(今すぐ予約)」をタップ。人数を選択し、行きたい日付と時間をタップします。
私は行きたい日の前日に予約したのですが、平日ランチタイムの12:30は既に「満席(訂位已滿)」でした。
続く画面で名前や電話番号などの個人情報を入力して送信したら完了です。
回転寿司のように鍋が楽しめちゃう「花漾轉轉鍋」。台中を訪れる予定のある方は、ぜひ訪れてみてほしいです♪
■今回紹介した店舗の情報
店名:花漾轉轉鍋(Facebook)
住所:台中市北區三民路三段126巷1號(Googleマップ)
営業時間:11:00~21:30(金・土曜日は22:30まで)
定休日:なし
※日本円への換算は、2023年8月現在のものです
撮影・執筆:Yui Imai
Photo:(c)Pouch
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