ここ数年で一気に増えた “フリーズドライの即席みそ汁” 。

具材がたっぷり入っているタイプが主流ですが……永谷園がこだわったのは “だし” ! 5種類のだし素材をバランスよく組み合わせた新商品「フリーズドライ こくだしみそ汁 8袋入」が登場しました。

開発者が目指したのは「だしをとった手作りみそ汁と遜色のない “だし感” が味わえる即席みそ汁」。そんな商品が編集部に送られてきたので、さっそく味わってみることにしましょう!

【どんなみそ汁?】

2023年9月4日から全国で発売中の「フリーズドライ こくだしみそ汁 8袋入」(税抜318円)。フリーズドライ製法の粉末みそを使用した即席みそ汁です。

だしが主役のみそ汁ということで、いわし、鰹荒節、焼きあご、鰹枯節、昆布の5種類のだし素材を使用。

だしの味わいが引き立つよう、具材はあえてシンプルに「ねぎ」と「麩」のみ。熟成期間の異なる2種類の米みそを使用しているといいます。

フリーズドライ製法で仕上げているため、お湯を注ぐだけで瞬く間に溶ける上に、常温で保存OKで賞味期間は12カ月

……手軽で長持ちって、最高じゃないですか!

【旨みが凝縮された味】

封を切ったその瞬間、だしのいい香りが立ち上ってきた〜! 鰹節や魚粉の存在感をしっかりと感じられて、飲む前から期待が高まります。

お湯を注いで、お椀に顔を近づけると、今度はみそとだしの上品な香りが鼻孔を突き抜けました。

さっそくいただいてみると、異なる5種のだしが互いのいいところを引き立て合いながら複雑に絡み合い、旨味爆弾のような味わいに……!

これはまさしく「だし」が主役といっても過言ではないと思います。

だしの旨みをとことん堪能するには、具材は極力少ないほうがいいという気づきも得ました。魚粉ならではの舌のざらつきも「ちゃんとだしを取って作ったみそ汁」って感じがするわ〜!

【お手軽なのに手抜き感がない】

旨みが濃いので満足感たっぷり。封を開けたときから飲み終わるまで、ずっとだしが自己主張しているかのようなみそ汁でした。

飲み終わったあとも喉が渇かない、ほどよい塩味も好ましい……。毎日のごはんのお供にはもちろん、このお手軽さはお酒を飲んだあとのシメにもちょうどいいかもしれません。

ちなみに、永谷園によると、本商品が生まれた背景には開発者の方の「母親が使いたいと思えるみそ汁を作る!」という思いがあるのだそう。「即席=手抜き」というネガティブなイメージを払拭したかったんですって。

皆さんにも、ぜひこの味わいを体験してほしいっ!

参照元:永谷園、プレスリリース(1)(2)
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch