「プリマヴィスタ（Primavista）」から新登場したファンデは転がして塗るローラー付き!?

あまりの斬新さに、SNSでは話題沸騰。コスメ好きの私でさえ、コロコロ転がすローラータイプのコスメなんて見たことありません。

でも、それ以上に気になるのは、使い心地。実際に購入して使ってみたら、好き嫌いが分かれそうなアイテムだなと思ったので、本音でお伝えします！

【持ち運びはちょっと難あり？】

まずは「プリマヴィスタ デイトリートメントバーム＜ローラータイプ＞」専用ケースをチェックしてみましょう。上から見るとごく普通のコンパクトタイプのケースですが……

2段になっていて、下段がクッションローラーを入れるスペースでした。ローラー部分がでっぱっているので、しっかり厚みがあります。

ポーチに入れて持ち運ぶにはちょっとかさばりそうですね……。

【細かい部分にも使えるの？】

ではさっそく、「バームファンデーション」をローラーで塗ってみましょう。全4色のカラバリですが、私は「03ピンクオークル」を使用しました。

まずはクッションローラーをファンデの上でコロコロ転がしてみます。最初はローラーにファンデが上手くつかず、何度も往復させる必要がありました。

お肌の上をコロコロしてみると……何も考えなくても、均一に薄くファンデがのってくれてる〜！

目元や鼻など凸凹したパーツには大きすぎるのでは？と心配していたのですが、ローラー部分がぷにぷにと柔らかいので、はしっこや角の部分を上手に使えば意外と大丈夫でした。

また、塗り重ねてもムラになりにくく、仕上げにスポンジでたたく必要もナシ。バーム状のファンデだけあって保湿感もあり、乾燥が気になるこれからの季節にも使いやすそう。

クッションローラー……予想以上に優秀です！

【カバーするにはひと工夫必要です】

ただし、カバー力は低めの印象。アイライナーの上半分をクッションローラーで5〜6往復してみましたが、色がほんの少し薄くなったかな？ という程度のカバー力です。

ちょっとがっかりしていたのですが、公式の説明書をよ〜く読むと、「クッションローラーで仕上げにくい場合や、さらにカバーしたい場合は指先にファンデーションをとりなじませてください」という内容を発見。

ということで、上から指でぽんぽんとたたくようにファンデを重ねてみると……かなりカバー力が上がったかも!?

ローラー塗りと比べてみても、指塗りをプラスしたほうがアイライナーの色が薄くなっているのがはっきりわかりました。

しっかりカバーしたいところは、ローラーだけでなく指塗りを駆使する必要があるみたいです。

【ローラーのお手入れ】

もうひとつ気になったのは、クッションローラーのお手入れ。洗えなかったら衛生的にちょっと……と思っていたのですが、持ち手のピンク色のパーツがストッパーになっていて、外すと持ち手とローラーに分解できました。

水で濡らす前に専用クリーナー or 中性洗剤をなじませてから優しく押し洗いし、よくすすいで乾かせばOK！

クッションローラーは表面がツルツルしているせいか完全に真っ白とまではいきませんが、一般的なスポンジと同じようにお手入れすれば大丈夫そうです。

汚れがひどくなったときや劣化したときには、クッションローラーだけの単品販売もされていますよ〜！

【どんな人におすすめ？】

普通のファンデーションとは違うユニークな特徴があり、好みが分かれそうなアイテムだと思いました。実際に使ってみて、個人的にオススメしたいのは、

・スポンジやブラシを使ってファンデを塗るのが苦手
・素肌が透けるような薄づきのファンデを探している
・カバー力のある下地やコンシーラーを使っているのでファンデのカバー力はそこまで求めていない

という方。

スポンジやメイクブラシを使わなくてもテクニックレスで薄く均一にファンデが塗れるのは大きなメリット。

しかし、カバー力は控えめなのでそこが気にならない方、ほかのアイテムや指塗りプラスで補える方でないとちょっと物足りないと感じてしまいそうだな〜と思いました。

ノープリントプライスですが、私は「デイトリートメントバーム＜ローラータイプ＞」レフィルは3300円、専用ケースは1100円で購入しました。

レフィルとケースがセットになったスターターキットも数量限定で販売されているようなので、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね！

※本文中の価格は全て税込みです。

参考リンク：プリマヴィスタ、楽天、Amazon
執筆・撮影：五條なつき
Photo：(c)Pouch