ついに12月も後半戦に入りましたが……皆さんはもう、水回りの大掃除を済ませましたか?
大掃除のなかでもとりわけ「メンドクサイ場所」としておなじみの水回りですが、水道の蛇口の部分は綺麗に磨いていても、蛇口の水が出る部分はスルーしている人も多そうです。
というわけで、今回はプロ直伝「蛇口の水が出るところにつく汚れのお掃除法」をご紹介したいと思います。普段のお掃除でも見逃しがちなポイントなのでチェックしておくといいかも♪
【「蛇口の水が出るところ」には4つの汚れタイプがある!】
水道の蛇口は下を向いていることが多いため、汚れに気づきにくくお掃除を忘れてしまうことがあります。清潔な水を出す部分なので、さほど汚れることはなさそうだけど……実際に見てみると想像以上に汚れていることも!!
お掃除アイテムを販売しているエリエールによると、蛇口の水の出るところにつく汚れには4つのタイプがあるのだそうです。
①⽩い汚れ:水道水に含まれるミネラル成分が残って結晶化した⽔垢
②ピンクの汚れ:ロドトルラと呼ばれる / 酵母菌の一種でぬるぬるしている
③⿊い汚れ:黒カビ / アレルギー症状などを引き起こす可能性
④ベタベタした汚れ:油汚れや⽪脂汚れ / 放置すると⿊カビ発⽣の原因にも
【汚れタイプ別お掃除法】
蛇⼝の⽔が出るところの汚れは、その種類によって最適な対策があるのだとか。ここからは汚れのタイプ別にお掃除方法をチェックしていきましょうっ!
①⽩い汚れには「クエン酸」
酸性のクエン酸は、⽔垢の主成分であるカルシウムと反応して、落としやすくする効果があります。⾷品添加物としても使⽤される安全な物質なので、キッチンや洗⾯所での使⽤にも◎。
ぬるま湯200mlにクエン酸を溶かして「クエン酸⽔」をつくり、ポリ袋に入れて蛇⼝の吐⽔⼝が浸かるようにかぶせて輪ゴムで固定。30分~1時間後に歯ブラシなどで汚れをこすって水で洗い流し、乾いた布やペーパータオルでふき取りましょう。
②ピンクの汚れ&④ベタベタした汚れには「アルコール除菌スプレー」
ピンク⾊をしたロドトルラや、ベタベタとした油汚れ・⽪脂汚れには、アルコール除菌スプレーを使ったお掃除が効果的。アルコール除菌スプレーには除菌だけでなく、油汚れを溶かして落としやすくする効果があります。
汚れた部分にアルコール除菌スプレーを吹きかけて、乾いた布またはペーパータオルで拭き取りましょう。落ちにくい場合はこの作業を繰り返しおこなってみて。
③黒い汚れには「クエン酸&重曹」
⿊カビ掃除には、クエン酸と重曹を使⽤するのが効果的。この2つを組み合わせることで発⽣する泡(炭酸ガス)の⼒で⿊カビを浮かせて取り除きます。
①の手順で「クエン酸⽔」をつくり、スプレーボトルに入れて黒カビに吹きかけてください。そのあと重曹を⻭ブラシにつけて、⿊カビ部分をこすり、水で十分に洗い流したら乾いた布やペーパータオルでふき取って。
【綺麗を持続させよう!】
蛇口の水の出る部分をピカピカにしたら、その状態を長く保つためにお掃除を習慣化したりこまめに水分を拭きとっていきましょう!
ちなみに、お掃除するときには「ゴム⼿袋やゴーグルを⽤意する」「クエン酸と塩素系洗剤を混ぜない」「メラミンスポンジで強くこすらない」の3点にぜーったいに気をつけること! より詳しい方法はエリエールの公式サイトからチェックしてね。
参照元:エリエール、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
コメントをどうぞ