『First Love 初恋』、『地面師たち』、そして『九条の大罪』。これまでNetflixではさまざまな日本オリジナル作品を生み出し、ヒットさせてきました。

今回ご紹介するのは、配信直後からランキング1位を独走し続けている超話題作。鑑賞し終わったころにはきっと、サザンオールスターズ『いとしのエリー』が耳から離れなくなっているはず……!!

毎週金曜は各配信サイトで観られるオススメ作品を紹介する日。

今週もよく頑張った……週末はおうちでゴロゴロしながら、Netflixシリーズ『ガス人間』を観て、カウチポテトになっちゃお〜!

【あらすじ】

生放送中のテレビ番組に出演していた大学教授が謎の死を遂げます。奇妙なガスが体内に入り込み、体が風船のように膨らんで、そのまま破裂してしまったのです。

一部始終を目撃した記者・甲野京子は、かつての恋人だった刑事・岡本賢治と事件の真相を追うことに───。

やがて事件を起こしたとされる人物が現れます。自らを「ガス人間」と名乗るその男は、体をガス化させながら、予告した標的を次々と殺害。そして事件を追う京子と賢治は、事件の被害者が皆「福祉施設のホワイトセンター」とかかわりがあることを突き止めるのです。

【ココが魅力!】

<その1:ガンニバル×新感染の日韓クリエイターがタッグ>

1話あたり41~68分×全8話で構成される本作は、日韓のクリエイターが結集してつくられた作品です。

監督を務めたのは、柳楽優弥さん主演のドラマシリーズ『ガンニバル』を手がける片山慎三さん。そして脚本を担当したのは、韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』のヨン・サンホさんと『寄生獣 ―ザ・グレイ―』のリュ・ヨンジェさん。ホラー好きとしましては、もはやこの布陣を見ただけでゾクゾクしちゃいましたヨ。

原作となっているのは、1960年公開の東宝特撮映画『ガス人間第一号』です。こちらの作品もNetflixで配信されているので、現代リブート版である本作と見比べてみるとおもしろいかも。

<その2:ガス人間はなぜ生まれたのか>

突如姿を現した、ガス人間を名乗る男。人間のような見た目をしていますが、全身をガスに変えることができるし、彫刻のような姿になることもあるようです。

果たして彼は何者なのか。そもそも人間なのか、それとも別のなにかなのか───。ガス人間がいかにして生まれたのか、なぜこんな行動をとるのか、すべては第7話までに明らかになります。

<その3:配役が絶妙すぎる! 脇役にも注目です>

本作はキャストが絶妙すぎる。しかも脇役まで全く隙がないのです。

記者・京子を蒼井優さん、刑事・賢治を小栗旬さんが演じている時点で良さしかありませんが(ちなみに23年ぶりの共演なのだそう!)、事件のカギを握る動画配信者の兄妹を林遣都さん&広瀬すずさんが演じていたり、どう見ても竹野内豊ではない竹野内豊さんが出演していたりと、見どころしかない。ガス人間を演じるUTAさんもハマり役なんだわ。

個人的には「竹野内豊さんと野村周平さん」「酒向芳さんと中島歩さん」が同一人物であるキャスティングにうなりました。それに、キーパーソンである「刑事の吉田」を演じているこばやし元樹さんもすごかった……!!

【謎をいくつか残したまま終了】

本作は8話まであるけれど、続きが気になりすぎて、あっという間に完走しちゃうこと間違いなし。かくいう私も1日で全話イッキ見しちゃいました。

でも……謎をいくつか残したまま終了したので、そのあたりの真相が気になるところ。SNSでも「本当の黒幕は誰なのか」といったことが話題になっているようです。最終話のラストには、物語の続きを彷彿とさせるシーンも出てくるので、こりゃシーズン2きちゃうかも。

■今回紹介した作品

Netflixシリーズ『ガス人間
独占配信中

※カウチポテトとは:ソファや寝椅子でくつろいでポテトチップをかじりながらテレビやビデオを見て過ごすようなライフスタイルのこと。

執筆:田端あんじ (c)Pouch