多忙な女子の皆さん! お化粧はしていますか?
記者は今まで忙しくなってくると化粧をしなくなっていたのですが、2013年こそは女子力を上げようと毎日お化粧をしています。ただね、忙しくなってくると、メーク落としが少々、いえ、正直言えばかなり適当になってしまうのです。メークしたまま寝ちゃったり。その結果、吹き出物などの肌荒れが……。女子力を上げるどころか、下がっとる!!
「お湯で落とせるマスカラはあるのに、なんでお湯で落とせるファンデーションはないのよーーーー!!」そう思っていましたら、すごいものが開発されたのです。資生堂の「フルメーク・ウォッシャブル・ベース」通称FWBです!
口紅は「お湯で落とせる口紅」に、ファンデーションは「お湯で落とせるファンデーション」にと、このFWBを化粧下地として使えば、すべての化粧品が「お湯で落とせる化粧品」になっちゃうのです。だからFWBを使えば、お風呂で髪を洗う時などに、一緒に顔をじゃぶじゃぶ洗うだけで化粧が落とせるってわけ。メーク落としいらず! 超画期的!
と、情報だけ聞くと素晴らしそうなのだけれど、本当にメークは落ちるの? それに化粧下地としての機能はどうなの!? 化粧が一日の途中でひび割れてきたりしたら、アタクシ許せなくてよ!! それから、お湯で顔を洗うって、熱すぎるお湯は乾燥のもとなのよ!! なーんて、日頃女子力が低い割には、情報量だけはいっぱしの30代女性記者はFWBに疑いを持ったため、FWBのイベントに参加して実態を探ってきましたよ。
■本当に落ちるのか?!
イベントでは、実際にFWBを従来の化粧下地と比較してみるという実演が行なわれました。実演は、実験台の男子が、片方のほっぺにFWB、もう片方のほっぺに従来の化粧下地を塗られ、その上からファンデーションとチークを塗り、さらに、FWBを塗った方のほっぺにアイライナーで「FWB」、反対側の従来の化粧下地を塗ったほっぺにはアイライナーで「従来」と落書きされるところからスタート。
40℃くらいのお湯ですすぐと、1回目から如実に違いが。特にすすぎ方に違いはないのに、2回目でほぼFWBの方は落ちているようです。従来の化粧下地のほうのほっぺは、黒々としたアイライナーが広がり、汚くなっているのに!
でもね、記者は疑い深いのです。この男子、FWBを塗られる方のほっぺに、何か特殊加工を施してるかもしれないよ! ということで、自分の手でも確認してみました。手の甲に、従来の化粧下地とFWBを塗って、ファンデーションとチークを塗って、アイライナーで文字を書いてね。ファンデーションが落ちているかを確認しやすいように、色が合わないファンデーションを使っています。
そして40℃くらいの心地よいお湯をかけてみたところ、違いがすぐにわかりました。従来の下地を塗った部分はお湯をはじいているのに対して、FWBを付けた部分はお湯が肌になじんでいるのです。
こすってもらうと、従来の下地の方はちょっと肌と指で抵抗がある感じ。でもFWBの方はスルスルとお湯に溶けていく感じです。
そして、再度お湯をかけると、FWBをつけたほうだけは、ツルーンとはがれ落ちるような感覚でお化粧が落ちちゃった。ファンデーションやチークもちゃんと落ちているのがわかります。
化粧落としが適当になって吹き出物を作っている時って、アイライナーがちょっと残っていたりしませんか? FWBだったらそんなことは起こらないから、あとは通常通り洗顔をすれば吹き出物もできなそう!
■化粧下地としてはどうなのか!?
化粧が落ちるのはわかったけれど、下地としての機能も気になるところ。記者は油っぽく固い感じの下地が苦手なのですが、FWBの下地はサラッと水性っぽい感じでするすると伸びる使い心地。マットな感じの質感で、毛穴やシワがきれいに隠れます。だから、その上からファンデーションを乗せたりしても、とってもきれいな仕上がり。何日か使ってみましたが、ひび割れたりする心配ももちろんなし。片手の甲に塗って、塗ってない方の手の甲と比較しながら生活してみましたが、手触りはさらさらスベスベで毛穴が目立たないものの、その他は皮膚と変わりません。
でも、記者の感想だけで記事にしてしまうのはちょっと心配。何て言ったって、記者、そんなに女子力が高くないから……。ということで、イベントに参加していたブロガー美女たちにも質感について聞いてみました。
すると、「ふわっとしたテクスチャーだし、するすると伸びが良くて気持ち良い」、「匂いがしないのが良い」、「サラッとしているのにカバー力がある」、「肌が明るく見える」と評価は上々の様子。
■40℃のお湯で洗って乾燥はしないのか?
FWBは、たっぷりの40℃のお湯を使って洗うと、フルメークでもきれいに落ちるという商品です。でも熱いお湯で顔を洗うと肌が乾燥してしまうから、洗顔はぬるま湯が良いと聞きますよね? 乾燥対策としては、何か配合されているのかしら? 開発した資生堂の川上登美子さんに聞いてみました。
すると、「FWBには、ヒアルロン酸がたっぷり入っています。FWBはもともと美容液を開発しようとしているところからできたものなのです。通常、化粧下地にはヒアルロン酸はあまり入れられないのですが、FWBは成分的にたくさん入れることができたんですよ」というお答えが。うるおい成分ヒアルロン酸がたっぷり入ってたら、安心ですね。
■ こんな使い方も!
こりゃ、記者みたいなずぼら、いえ多忙な女子には最高の商品だね! そう思っていたのですが、女子力の高いブロガー美女の皆さんは、さらにステキな使い方を教えてくれました。
1.子育て中に使う。 お風呂で化粧を落とすのに、子どもを待たせないですむので便利。
2.ジムの帰り道や、夜のちょっとしたお買い物などに使う。すぐにお化粧を落とすけれど、お化粧落としが楽になるのでメークのハードルが下がる。
3.まつ毛エクステをしている時に使う。クレンジングをしなくて良くなるから、まつ毛エクステの持ちが良くなるのだそう。
この美しさで6人中5人が子持ちのママという、多忙かついろんな制約がある皆さんならではの発想に脱帽! 女子力の高い皆さんにもおススメな商品です。ぜひ一度、試してみてください。
(取材、写真、文=山川ほたる)
参照元:資生堂 フルメーク・ウォッシャブル・ベース
コメントをどうぞ