日々の雑事にクサクサしている乙女のみなさま、いつもお疲れさまでございます! たまりにたまったストレスを、どんな風に発散していらっしゃいますか? もしかして、いいストレス発散法がいまだ見つからず……という人もいるかもしれません。
今回は、そんな乙女のみなさまに、ぜひとも知っていただきたいアーティストをご紹介いたします。「今世紀、最初で最後のムーディスト」こと、最鋭輝(もとき)さんです。「モッキー」の愛称で親しまれる最鋭輝さんのライブ、めちゃめちゃ癒されちゃうんです。
■ところで、最鋭輝さんってどんな人?
「メルシィ、女神たち!」が決めゼリフの最鋭輝さんは、すっごく簡単に言うと「ひとりGS」。ひとりなのに、グループ・サウンズなの? というツッコミはさておき、自身で作詞・作曲した昭和の香り漂う歌を、ギターで弾き語りするというスタイルです。
18歳のころから本格的に音楽活動を始め、ロカビリーバンド「SANDRA DEE」でメジャーデビュー。その後、紆余曲折を経て、28歳の冬からソロ活動を開始したとか。
ソロ活動の拠点として選んだのは、東京・銀座の街角。それから15年間、最鋭輝さんはソロ・アーティストとして活動を続けています。今は、毎月1曲ずつ新曲をリリースしているとのこと。
「子どものころ、よく親に連れて行ってもらった銀座でストリート・パフォーマンスをやろうと思い付いたんです。毎日、通い詰めるうちに居場所ができて、僕がパフォーマンスをしていた通りは『モッキー・ストリート』なんて呼ばれるようになりました。『メルシィ!』が決めゼリフになったのもそのころ。当時、主にシャンソンを歌っていたので、『サンキュ!』じゃあおかしいなっと(笑)」(最鋭輝さん談)
■“やりたいことをやる”姿勢にホレた!
最鋭輝さんの音楽遍歴は非常に複雑。シャンソン、ジャズ、ロック、昭和歌謡、ヘヴィメタル、ブルース、ロカビリー、フォークソング、ビジュアル系……めちゃくちゃじゃないですか!
「僕は気まぐれなんです(笑)。その時々で、『コレ、いいな!』と思ったら突き進む。金髪のロングヘアだったのが突然リーゼントになったり、かと思えばキノコヘアになったり。ヘアスタイルもその都度、変わるから……来年は、また違うヘアスタイルになっているかもしれません。
でも、デヴィッド・ボウイはどんな風に変わってもデヴィッド・ボウイなんです。僕は僕のまま、(音楽性を)カテゴリー分けされない僕でいたい。だから、自分の世界観をそのまま表現できるソロでやっているんだと思います」(最鋭輝さん談)
ソロ活動を続けるうち、周りに自然と最鋭輝さんの世界観を大切にしてくれるバンド仲間が集まってきたそう。最鋭輝さんのバックバンドを務める「最鋭輝隊」もそのひとつのかたち。
メンバーを紹介すると、「マット」ことギターの服部真人さん、「ジニー」ことベースの犬神ジンさん(犬神サアカス團)、「ダニー」ことギターの谷口幸城さん(Dannie B. Good)、「シノブ」ことドラムのナカジマノブさん(人間椅子)と豪華な顔ぶれです。
■「モッキー語」の一部をご紹介します
最鋭輝さんがライブ時などに使う、独特のフレーズ「モッキー語」。ライブを満喫するためにも、覚えておくといいと思うよ!
・女神→女性ファンのこと
・男女神→男性ファンのこと
・手ビート→手拍子のこと
・地下劇場→ライブハウスのこと
・薔薇屋敷→最鋭輝さんの自宅のこと
・フラーリ→最鋭輝さんの自転車のこと
■最鋭輝さんのライブは一体感がすごい!
最鋭輝さんのライブは、とにかくすごい一体感。最鋭輝さんの小粋なトークにのせられて、気が付くとすっかり最鋭輝ワールドに巻き込まれています。歌に合わせてタオルをぶんぶん振り回したり、紙テープを投げたり……うん、素直に楽しい!
最鋭輝さんって、すごく雰囲気づくりが上手ですね!
「僕が一番大切にしているのは “ムード” なんです。ストリートで歌っていたこともあり、どうやったら僕のことをまったく知らない人にも楽しんでもらえるかを考えているんです。いろいろな “ムード” を提供するのが、僕の仕事かなって。最終目標は、日生劇場で10日間連続公演をすることです!」(最鋭輝さん談)
最鋭輝さんのライブ、行ってみたいけれど緊張するぅ~というアナタ。実際、足を運んでみれば分かると思うのだけれど、女神たちに対する最鋭輝さんの愛情&優しさ&気づかいはお見事の一言。ムード指数がぐんぐん高まって、きっとクサクサ気分を忘れて楽しめますぞよ。メルシィ♪
(写真、文=夢野うさぎ)
参照元:最鋭輝オフィシャルサイト
取材協力:銀座TACT、G-ark、ナカジマノブ(人間椅子)
▼8月19日の「最鋭輝のお世話になりまSHOW! 第85話」に潜入してきました!
▼おもちゃの光線銃をビビビッ! っと発射したり……
▼最鋭輝さんに紙テープを投げたり……
▼みんなでぶんぶんタオルを振り回したりします
▼最後は「タレサン音頭」!
▼最鋭輝さん(中央)と最鋭輝隊(左からマットさん、ジニーさん、ダニーさん、シノブさん)
▼新宿の「G-ark」で、1日マスターを務めることもあります
▼最鋭輝さんの弾き語りを間近で楽しめます!
▼最鋭輝さんの歌を聞いていると、自然と笑顔になっちゃうから不思議です
▼最鋭輝さんのライブの必需品がこちら
▼「ロージー」演奏時、最鋭輝さんにバラの造花と紙テープを飛ばします
▼「女神たちの愛は受け取ったぜぇぇぇ~!」
▼「いつも心にメルシィを!」
▼最鋭輝さんのニューアルバム「はみだしロックンロール伝説」(仮題)は10月19日にリリース予定ですッ!
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