「1ドル札は、いつでもどこでも誰でも恩恵を受けることができる、いわばユビキタスな存在です」
そう語るのは、アーティストのマーク・ワグナーさん。その言葉どおり実は彼、1ドル札を使ってとんでもない大作をいくつも作り上げてきたのです。
とはいえお札を使用したアート作品は、様々なアーティストの手によってこれまで数多く誕生してきました。しかし海外サイト『Colossal』が報じるところによると、ワグナーさんが手掛けた作品は、これらと一線を画している模様。
一体なにがほかの作品と異なるかと申しますと、なんとワグナーさん、1ドル札を細分化しカット、それらひとつひとつをパーツにして最大で長さ5mにもおよぶ絵画を制作していたのですっ。
その様子を映像にとらえタイムラプス化した作品、それが、『Money is Material(お金は素材である)』。ニューヨーク発デジタルマガジン『The Avant / Garde Diaries』によって撮影された同作、その一部始終に漂うただならぬ緊張感、そして作品が放つ圧倒的なパワーを目前に、あなたもきっと息をのむことでしょう。
お金は素材にすぎない。そんな動画のタイトルに深い意味を感じずにはいられない、ワグナーさんの作品群。多くの人が抱く価値観を根底から揺さぶる同作を、あなたも今すぐ体感してみて。
注意:日本でこのような行為は違法となるため絶対にマネをしてはいけません
(文=田端あんじ)
参考元:Collosal
▼だ、大胆っす!!
▼圧倒させられると同時に、色々と考えさせられます
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