大輪の花を連想させる、サークルをモチーフにしたアート。

近づいてよく見てみると、花びらのように見えた部分が、スプーンやフォークであることがわかります。

独創的なカトラリーアートを生み出したのは、ドイツ人アーティストのマティアス・クレッチマー(Matthias Kretschmer)さん。色使いも含めて幻想的で、心奪われてしまうんです。

【着色やライトで表現された「色」に魅せられる】

無数のスプーンとフォークを円形に並べて完成させる、カトラリーアート。

素材が持つ輝きをそのまま活かしている作品もあるいっぽう、ブルーやグリーン、パープルなど、色を加えて完成させている作品もあります。

色の加え方は、作品によって異なるみたい。

アクリルや銅などを用いて直接着色しているものもあれば、LEDライトを利用して表現することもあるようです。

【作品名も良いんです】

カトラリーを、ただ円状に並べているだけなのに、完成した輪のモチーフはなんとも神秘的。

それぞれの作品につけられた名前は「完璧」「新たな始まり」「時間の変化」といったもので、いずれも輪が持つイメージにぴったり当てはまります。

【畏怖すら感じる作品「神の目」】

ここ最近では、瞳を連想させるカトラリーアートを発表。中央部が赤く光っているせいか、うっすら恐怖を感じるほどのインパクトです。

作品名はズバリ「神の目」。すべてを見透かしたかのような鋭い眼光にヒヤリ! この世のものではない佇まいに吸い込まれそうになります……!

数あるマティアスさんのカトラリーアートの中でも特に幻想的なこの作品、赤く光る中央部はLEDライトで表現しているほか、スプレーなどで色付けもしているそうです。

いずれも唯一無二で、引き込まれること必至。マティアスさんの公式サイトおよびSNSから鑑賞できるので、その魅力に浸ってみてはいかがでしょうか。

参照元:Matthias KretschmerfacebookInstagram @matthias.kretschmer
執筆:田端あんじ (c)Pouch