バンコク市内を流れるチャオプラヤー川。心地よい風が吹くその川沿いに「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」がオープンしたのは、この4月のこと。
ここは、東京ドーム2.5個分の広大な敷地に1500軒を超える服屋やあらゆる雑貨屋、そして40軒のレストランを擁する超巨大マーケット「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」。現地の方はじめ観光客にも大人気だというバンコクの夜遊びスポットに足を運んでみました!
このマーケットは、その広さから4つの地区に分けられています。雑貨店など約1000店舗のほかムエタイやキャバレーの劇場がある「チャルンクルン地区」、ビヤホールやイベント広場のある「タウン・スクエア地区」、かつての木材工場の趣きを残したファッションエリアである「ファクトリー地区」、そして高級レストランが立ち並ぶ「ウォーターフロント地区」といった具合に、各地区それぞれの特性を持ちます。
日本にも、こんな感じの巨大ショッピングセンターはよくあります。けれど、ここはタイ。あらゆる部分が、エスニックでオリエンタルです。時間の都合上ほんの一部しか見れていないのですが、あまりにも印象的だったのが……「服・雑貨の強烈な安さ」と「本格レストランで食べるタイ料理の美味しさ」!!
◆価格破壊やぁぁぁ!! あまりの安さに価値観が狂うぞ!!!◆
バンコク市内には、いわゆる「ハイブランド」ばかり入ったモールも多く、そこにあるものは日本とさして変わらない値段です。でも、ここのマーケットではワンピースもサングラスもバッグも……すべてが日本とは比べ物にならない安さなんです!!!
わずか200バーツ(約700円)のワンピース、10バーツ(約35円)の石鹸。1時間ほどぶらぶら見て回った後にはすっかり価値観がおかしくなってしまいました。もちろん、服飾などでは安さゆえの縫製の甘さなど“お値段なり”な面もありますが、中にはタイの若手デザイナーが手がけているものもあり、そういったデザインは日本人の筆者には新鮮に感じたり。あぁ!! 全然見足りません!!
そうそう、試しに値切ってみるのもおすすめ。(※「Can you discount?」で大体通じます)筆者は1300バーツ(約4550円)のものを800バーツ(約2800円)に値切ることに成功しちゃいました。
◆うまぁぁぁ!! 高級レストランで食べるタイ料理もGOOD!!!◆
買い物後に訪れたのは、現地の人も記念日など特別な日に使うという高級レストラン「Baan Khanitha」。
至る所に繊細な装飾が施され、全体的に高級リゾートスタイルでまとめられた店内でひときわ目を引いたのが、世界的に有名な家具ブランド「カルテル」のルイゴースト。ルイ15世の時代をイメージした透明なイスに思わずテンションが上がってしまいました。
この愛らしいイスに座っていただいたのは、サンショウやコショウなどのスパイスをふんだんに使って焼いた魚料理(銀ダラ)や、空芯菜の炒め物など。今までカジュアルな感じのタイ料理店しか経験がなかったので、きちんとサービングを受けて食べるタイ料理は格別でした。
「アジアティーク・ザ・リバー・フロント」にはまだまだたくさんのお店があります。安くて可愛い物を探している方は、きっとお気に入りのものが見つかりますよ☆
【アジアティーク・ザ・リバー・フロント】
住所:2194 Charoenkrung Road, Wat Prayakrai District
営業時間:17時~24時
最寄り駅:BTSスバーンタクシン駅(同駅発の無料シャトルボートやタクシーの利用がおすすめ)
協力:タイ国政府観光庁・公式サイト(日本語)
撮影・執筆=井上こん(c)Pouch
▼夜のお楽しみスポット
▼キャバレーショーや(そそられる……)
▼ムエタイショーなんてものありました!
▼通りには店内すべて250バーツ(約875円)のバッグ屋や
▼サングラスも500円くらいだったような
▼大量にお土産を買う人は、1つ約35円の石鹸なんていかが?
▼川沿いで寄り添うカップルを見つめてみる(う、うらやま……!)
▼みなさんは恋人と撮ってくださいね……
▼バーやレストランが40軒もあるので迷っちゃう
▼和食屋もたくさんありました
▼訪れたのはこちら
▼店内が可愛すぎるぅぅぅ!!!
▼カレーの香りがするエビ炒め。激辛でした
▼空芯菜の炒め物。3回おかわりちゃうほどの旨さ
▼夜の雰囲気も良い。ただ観覧車のスピードはかなり早いです
▼以上、バンコクのホットナイトスポット、いかがでしょうか☆
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