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さかのぼること1914年、ドイツ人技師オスカー・バルナック氏の手によって生み出された、35mmカメラ。

世界に名を馳せるドイツのカメラブランド「ライカ(Leica)」が誕生したこのときから、今年で100年。世の写真家たちに全く新しい視点を与えた同ブランド、その偉大なる軌跡を目の当たりにできる映像作品、それが「100」です。

【心揺さぶる不朽の名作が続々登場】

海外サイト「La Vida Leica!」および「Leica News&Rumors」にて公開されている同作にフィーチャーされているのは、過去、著名なカメラマンが撮影してきた「ライカ」による不朽の名作の数々、それらを再現したシーン。100年に渡ってフィルムに収められてきた作品はどれも、見る者の心を深く強く、揺さぶります。

【あなたもきっとどこかで見たことがある35枚】

「ライカ」100周年キャンペーンをプロデュースするブラジルの広告代理店「F/Nazca Saatchi&Saatchi」のクリエイティブチームとして結成されたディレクターズ・デュオ「Jones+Tino」。彼らにによって映像化された作品は、全部で35枚。

【ロバート・キャパ氏による名作も再現】

およそ2分間の間に登場するのは、1936年ロバート・キャパ氏によって撮影された「崩れ落ちる兵士」に、同じく1936年、ドロシア・ラング氏によって撮影された「移民の母」。

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さらには1945年、アルフレッド・アイゼンスタッ氏によって撮影された「勝利のキス」や、アニー・リーボヴィッツ氏による1980年の作品「ジョン・レノンとオノ・ヨーコ」といった具合に、バラエティーに富んだ顔ぶれ。

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【悲惨な戦争の歴史から “生” を感じる】

しかしながらその多くは、戦争の歴史を切り取ったもの。多くの報道写真家が目の当たりにしたそこにある「生」が、時を経て再び、よみがえります。

ちなみに同ブランド日本公式サイトには、過去100年にとらえられてきた貴重な写真、36枚が公開されている模様。また100周年を記念し発売された特別記念モデルのカメラなども紹介されているので、こちらもあわせてご覧になってみてくださいね。

参照元:La Vida Leica! Leica News&Rumors
参考:ライカ日本公式サイト
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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