えっえっ、これがスターバックス!?　香港にあるスタバ「コンセプトストア」は香港テイスト全開…ジャッキー・チェンが出てきそう！

今や世界中いたるところで見かけるスターバックス。たいていどこの店舗も似たような雰囲気ではあるけれど、なかには個性的が光る “コンセプトストア”と呼ばれる店舗があるのをご存じですか？

日本では「世界一美しいスタバ」と呼ばれる富山環水公園店などが有名ですが、香港にもユニークなコンセプトストアがあるとの情報をキャッチした記者。今回は、「スターバックス旺角洗衣街（モンコック・サイイー）店」を取材してまいりましたーー！

ストリートマーケットが集う旺角（モンコック）にあるこのお店。住所を頼りに探し当てたのですが、おなじみのロゴマークがなければ「ここホントにスタバ……？」と一瞬とまどうような外観です。店舗に続く階段の壁面には、ペンキで書きなぐったような文字が大胆に描かれていて、普段見慣れたモダンなスタバとはかなりかけ離れた雰囲気。

入口にある、モザイクアートもよく見てみると麻雀パイを組み合わせたもので、いかにも香港っぽい！

いざ店内に入ってみると、あちこちに手描きのポスターやカラフルな看板が目に入ります。雑然としながらもエネルギーにあふれた下町風のデザインがいい感じ。1階は一昔前の香港の街角をイメージしているようです。

香港映画をテーマにしているという同店舗の2階は劇場のイメージ。ポスターをコラージュした壁面が凝っています。香港映画に関するエキシビジョンやセミナーが開かれることもあるそうで、オーディオ機器も装備。大型テレビがあるスタバなんて、かなりレアなのではないかしらーー!?

メニューは特に他の店舗と変わりがなかったものの、ここはコーヒーよりも、ユニークな内装を眺めて楽しむのがだいご味というもの！　近くには安くてかわいいアクセサリーや小物の露店が並ぶストリートもあるので、香港を訪れる機会があれば、ぜひ「モンコック・サイイー店」に立ち寄ってみてくださいね！